消防設備士甲種4類実技の問題と解答 in 2016/12/4@滋賀

石塚社員が提出してくれた甲4問題&答案ノート。
石塚社員が提出してくれた甲4問題&答案ノート。

1類2類、そして5類に引き続き、消防設備士4類の試験を、弊社の石塚社員が受験し、その際に出題された実技の問題を頂きましたので、このページにて公開・共有させていただきます。

 

甲種の4類は、消防設備士乙6(消火器)に引き続いて有用であると言えます。なぜなら、自動火災報知設備工事点検消防設備士として働くうえで携わることが多いからです!!|д゚)🚒

(´-`).。oO(企業様の得意分野にもよりけりですが…。。)💡

 

甲種の消防設備士試験には、実技(鑑別と製図)という筆記試験があります。(´-`).。oO(ただの “作図” ですが…。。)

業務でこれらに慣れていない方は、以下を参考にして対策をしましょう!……

“鑑別” に出題されたもの


①発信機について


左:P型1級発信機、右:P型2級発信機
左:P型1級発信機、右:P型2級発信機

Q1. この2つの違いを2つ答えなさい。

A.

①P型1級発信機には電話ジャックがある。

②P型1級発信機には応答確認灯がある。

 

よくわかる解説】

P型1級は回線が5以上の比較的大きい建物に用いられます。

 

P-1の場合 “火災信号を伝達したとき、受信機が当該信号と受信したことを確認することができる装置を有すること(応答ランプ)” つまり受信機側で発信機が押されていることが分かるようにするということです。

 

そして、受信機との間で相互通話できるように送受話器ジャックがあります。📞(;´∀`)


②メガ―について


不気味さを感じさせるメガ―の絵。
石塚画伯の不気味さを感じさせるメガ―の絵。

Q.1 この機器の名称は何か?

A. 絶縁抵抗計(メガ―)

 

Q2. どのような目的で使用するか?

A. 電気回路の配線相互間や、配線と大地間の絶縁抵抗の測定に用いる。

 

【解説】

典型的な鑑別の問題だと思います。⚡

消防設備点検の各種設備の配線試験で絶縁抵抗計は使用しますので、まだ実務に携わっていない方も、これは知っておくべきです!(^^)/✨


③空気管の試験について


“マノメーター”
“マノメーター”という文字がなければ何か分からない問題作。

図は差動式分布型感知器(空気管式)の試験の様子である。

Q1. この試験の名称を答えよ。

A. 流通試験 or 接点水高試験

 

Q2. Bの機器名を答えよ。

A. 空気注入試験器

 

【解説】

空気管式の試験は作動試験・作動継続試験・流通試験・接点水高試験と種類が多いです。

 

この問題では、マノメーター(圧力計)が空気管の一端についているため、流通試験か接点水高試験であると判断できます。

 

流通試験は空気注入後の圧力減少を観察して空気管に漏れがないか確認する試験です。

 


 

接点水高試験は、空気を徐々に注入し、火災発報したときのマノメーターの目盛をみる試験です。

 

つまり、この情報だけでは流通試験か接点水高試験かは判断できません!

(´-`).。oO(石塚さん分かってないね…。。)笑

 

 

以下、NBSさんのわかりやすい動画をリンクさせていただきます。↓

 


甲4おすすめテキスト


上にNBSさんの動画を貼らせていただきましたが、消防設備士資格の対策本もわかりやすいです。🎫

 

オススメです!!(・ω・)ノ✨

 

他のテキストも買いましたが、結局メインで使ったのはこれでした。

小生が初めて乙6を受験した際にも、NBSさんの本で勉強させていただきました(画像はリンクです)。

 

そして、甲4を受験する際もNBSさんの本を…と探したところ、その時は売っていませんでした。(;´Д`)📚💦

 


 

なので、Amazonで絶版になったものを中古で購入して使用させていただきました。それくらい信用できるものです。

 

 

そして、なんと石塚社員が持っていたのは、NBSさんの甲4テキストの改訂版!!勉強する際はこれで決定だと思います。

“製図” に出題されたもの


①系統図について


自動火災報知設備の各階系統図
自動火災報知設備の各階系統図。

Q. 次の系統図の( )内に適当な配線本数を記入し、完成させなさい。

なお、受信機はP型2級5回線とする。 IV:一般配線、HIV:耐熱配線

 

A. 8本 B. 7本 C. 2本 D. 4本

 

解説

まず、Aの8本の内訳ですが<L(ライン)が5本、C(コモン)が1本、表示灯用が2本>となっています。

実際の現場では、これに加えて天井裏や、階段などの堅穴区画でもう1~2警戒くらいは絶対増えるので、5階建てで5回線はあまり無いかと。

 

Bは1階部分のL線1本分をひいて、7本。

Cはベル線(耐熱)の2本。

Dは1~4階のL線4本をAの1階部分のときの8本から引いて、計4本。

この問題は、製図で必ず出題されるほか、実務でも必須のスキルです。


②平面図への書き込み


平面図に自火報の配線・機器を記入
平面図に自火報の配線・機器を記入。

Q. 次の図は5F建ての事務所ビルの地階部分の平面図である。

この建物に自動火災報知設備を設置する場合、次の条件に基づき平面図を完成させなさい。

 

1. 主要構造部は耐火構造である。

 

2. 各室における天井の逆さは4.2mで、機械室と変電室の梁(はり)は、天井下72cm突き出している。

 

3. 受信機は、別の階に設置してあり、階段は別の階で警戒している。

 

4. 発信機などの終端抵抗器は、機器収納箱に設置するものとする。

 

5. 感知器の設置は、法令基準に基づいて、必要最小個数を設置すつこと。


石塚社員が提出してくれた模範解答
石塚社員が提出してくれた模範解答

【解説】

まず “地階” 部分に自火報を設置するという一文より、“煙感知器” を用いる必要があると判断できます。

(´-`).。oO(これを間違えるとマズイです…。。)💦

 

次に、1. の耐火構造と2. の4m以上8m未満という条件より、煙感知器は75㎡毎、差動は35㎡毎、定温は30㎡毎、定温特殊は35㎡毎に1個設置すると分かります(詳しくは別表参照)。

 

ボイラー室は著しく高温となり、湿気もあるため “定温防水” を設置するのが妥当であると考えられます。☂

 

また、蓄電室は “耐酸型もしくは耐アルカリ型” を使用することが決まっています。⚡

 

押入に関しても、定温特種を設置することが定められています。

 

しかし、堺市などでは条例によって煙感知器(定温特殊より高価)の設置を要しますので注意が必要です。


まとめ


  • 消防設備士甲種4類は、消防設備士として働くために必携の資格である。(・ω・)ノ🎫
  • その試験内容は実務でも役に立つため、勉強・習得しがいがある。✍(´-`).。oO✨
  • 石塚社員は地階であるという条件にもかかわらず、熱感知器を書いたらしい。(;´∀`)💔笑