消防設備士甲種2類実技の問題と私の回答 in 2016/12/4@京都

消防設備士の試験会場は京都の立命館大学・衣笠キャンパス
消防設備士の試験会場は京都の立命館大学・衣笠キャンパスでした。

題名の通り、私が12月6日に受験した “消防設備士甲種2類” の実技の科目に出題された問題と私が記入した回答を記させていただきます。

また、分からなかったところは一部調べてその答えらしいものもの載せておきますのでご参照ください。

 

前回、2類の不合格体験記という名目で、泡消火設備についてやよく出題される箇所を記したページもあるのでそちらもよければご確認ください。

 

そして、そのページにも記載しました通り、私が一年間で大阪をはじめ、奈良や京都、兵庫や和歌山で一気にすべての類の消防設備士試験を受けた中で唯一2類だけが滑っていました

 

この記事が少しでも今後、受験される方のお役に立てればと思います。

 

 

“鑑別” に出題されたもの


✍(´-`).。oO(また、管理人の回答に関しては答えをみて記しているわけではありませんので、あくまで参考程度にお願いします。……)

①高発泡用泡放出口について


まず、高発泡用泡放出口の写真が二つあり、その名称を書く問題

 

ここに載せてある写真とは違いましたが、ファンが付いている方をブロワー型と書きました。

ブロワー型
ファンが付いているのが“ブロワー型”
アスピレーター型
aspirate “アスピレーター型”
http://www.fukada-kogyo.co.jp/business/lng.html

そして、さっそくわからなかった問題がありました。

 

「高発泡用泡放出口は床面積の最大何㎡あたりに1つ必要か」という問いでした。

 

答えを調べた結果、床面積 500㎡当たりに1つのようです。

(;´Д`).。〇(あー、適当に400にしてしもた~)

http://www.fdma.go.jp/neuter/about/shingi_kento/h25/kikenbutu_gijutu/01/shiryo1-5.pdf

②混合器について


手書きの絵
手書きの絵ですが、ほぼこれに似たようなものが書かれていました。

ア・ プレッシャープロポーショナー

イ・ ポンププロポーショナー

ウ・ ラインプロポーショナー

エ・ ???プロポーショナー(聞いたことないもの)

 

選択肢が4つあり、この混合器はどの方式で使われるかということを記号で答える問題。

左の混合器をプレッシャープロポーショナー、右の混合器をポンププロポーショナーと書きました。

 

右の混合器は、メータリングバルブ(調量弁)という泡消火薬剤の流入量を加減するものがあるので間違いないと思います。

 

左の混合器ですが、もしかしたら???プロポーショナーに使うものなのかもしれませんが、おそらくプレッシャープロポーショナーであると思います。


③ダイヤフラムのある原液タンクの方式


ダイヤフラム
試験の絵ではダイヤフラムが大きく書かれていた。

ダイヤフラムが設けられている方式は何か?と問われました。

 

これは “プレッシャープロポーショナー方式” と記入しましたが、今思えば(圧送式)まで書いてもよかったかなと…。(´・ω・`)💦

(圧送式については前投稿を参照ください)

 

また、ダイヤフラムの役割を記述することも問われていました。

これには、“原液タンクから泡消火薬剤を混合器に送るため” と記入しました。

おそらく大体正解ではないかと思っています。

http://www.city.yokohama.lg.jp/shobo/koukai/shinsa-shishin/pdf/3-1-4.pdf

④継手の方法


フランジ管継ぎ手の絵
手書きのフランジ管継ぎ手の絵、ほぼ正確です。

この継ぎ手の方式は?という問いに私は “フランジ管継手” と書きました。

また、図のAの部分の名称を答える問題には “ガスケット” と解答しました。初めはAの部分がフランジかなと思ったのですが、おそらくパッキンのことを指しているなかなと判断しました。

 

そして、この(フランジ管継手による)結合はどのような場合に用いられるか?という問いには、“配管相互を最終的に結合する部分に用いる” と答えました。

エルボやニップルで配管を繋げていきますが、最終的にその配管どうしをつなげるために使えるのは、ユニオンかフランジによる結合のみであると実務を通して知ったためです。(これも確かな解答とは言い切れませんが…)


⑤25%還元時間の計算


各泡消火薬剤の25%還元時間
各泡消火薬剤の25%還元時間は覚えておきましょう…。

この問題は完全に間違えました。笑(;´Д`)💦

 

まず、この水成膜泡消火薬剤水溶液の還元時間は何分か?と問われました。

泡水溶液の正味の容量が確か400 ㎖とかで、0.25をかけて100とかそういう値が出てきます。

表が与えられており、【時間】と【還元された水溶液の量】が分かっています。そこから、100 ㎖が2.5分程度だとは判断して解答できました。

 

しかし次が、この還元時間が適切か不適切か?という問いと、その理由を書けという問題でした。

水成膜泡消火薬剤は、低発泡の場合の25%還元時間は1分なのですが、3分と思っていたため、不適にして3分の時点で25%以上還元しているため、と記入してしまいました。(ノД`)・゜・。.。o○

 

鑑別の最後の問題で、大きく減点にはなったと思います。


“製図” に出題されたもの


①泡消火設備系統図の誤り修正


手書きの系統図
手書きの系統図、空欄はもう少し多かったがほぼこれと同じ。

一つ目は、系統図の誤りを訂正する問題でした。

かなり時間をかけて考えたので、暗記していました。笑|д゚)✨

 

まず、系統図に空欄と記号があり、そこに解答欄の選択肢から該当する名称を答えるという問題が出ていました。

アなら火災感知用ヘッド、イなら混合器などを答えました。

この手の問題は参考書にも載っていますのでサービス問題かと。

 

次に、配管の誤りを図面上にて “3か所” 実線を引いて訂正せよ、という問題でした。

手書きの絵で、赤い線で直した箇所が私の書いた解答です。

そして最後の問題が、その実線を書いた理由を記述せよという問題でしたので、赤線箇所の理由を以下に3つ述べます。

①起動用圧力タンクは止水弁(仕切弁)の2次側に接続しないと、減圧を感知してポンプ起動できないため。

②水温上昇防止用逃がし配管は、補給水槽の水位より高い位置でないとうまく還流されないため。

③水温上昇防止用配管は逆止弁の一次側でないとポンプ締切運転時に機能しないため。

以上のように解答しました。他にもあればご指摘いただきたいです!


②区画された箇所の泡消火設備


区画された箇所の泡消火設備
区画された箇所の泡消火設備に関する問いも頻出です。

まず、駐車場に設置する泡ヘッドの種類は?と問われました。

これは “フォームヘッド” 即答ですね、超頻出問題です。

 

次にフォームヘッドの全区画の設置個数を計算せよ、とありました。

これは(8+8+8)×(9+9+9)÷9で求められました。最後の÷9は、フォームヘッドは9㎡あたりに1つ設置することからです。

(・∀・).。o○(ウォータースプリンクラーヘッドは8㎡あたりに1つです)

 

また、一斉開放弁の全個数は?との問いに関しては、一区画に1つなので “6つ” と解答しました。(区画に関しては、“0.4 m以上のはりがある場合は別区画” となります。)

 

最後に、各泡消火薬剤を使用した場合に、一区画あたり何ℓ必要か?という問いでした。(薬剤は、10分放出する容量が必要です。)

たん白泡は 6.5 ℓ/分・㎡ × 72 ㎡  10分= 4680 ℓ

合成界面活性剤泡は 8.5 ℓ/分・㎡、水成膜泡は3.7 ℓ/分・㎡で計算しました。


【追記】


大阪市内の “西スポーツセンター” にバスケットボールをしに行った際、地下駐車場に車を止めたのですが、その際泡消火設備を見つけました。

区画ごとに “一斉開放弁” が設けられていたり、火災感知用ヘッドがあったりと、色々楽しい気持ちになり写真を撮ったので載せておきます。📷

見上げると一斉開放弁
見上げると一斉開放弁が。二次側に仕切弁があります。
区画ごとに一斉開放弁
区画ごとに一斉開放弁があることが分かります。
火災感知用ヘッド
火災感知用ヘッドもしっかり確認できました。

まとめ


・ 奇問は少なかったが、この記事を書いているうちに自分の認識していた不合格率がどんどん高くなっていき、心配になってきた。

 

・ 今後受験される皆様に向けた記事の予定であったが、自分もそこに含まれている可能性が高まった。

 

・ こんな問題やったかなあ、こうやって書いたかなあ…と最後の製図のところに関しては思っています。(ノД`)・゜・。