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【過去問】消防設備士甲種1類の実技試験に出た問題と解答

甲1消防設備士の実技に出た問題を解説
甲1消防設備士の実技に出た問題を解説‥!

今回、りんごぢうす様(@study_rin5juice)が消防設備士 甲種1類を受験された際に出た問題の情報を提供下さいましたので、管理人のフィルターを通して解説を作成しました!📋(´∀`*)ウフフ♪

  1. 閉鎖型スプリンクラーヘッドについて
  2. 一斉開放弁について
  3. 圧力タンクについて
  4. 機器の名称と役割について
  5. 工具の名称と使用用途について
  6. 屋内消火栓設備の配管系統図
  7. 屋内・屋外消火栓の計算問題

上記の実技問題 “鑑別” 及び “製図” に出た合計7問に触れております、特に1類を受験される方は必見の内容です!🍎🕵✨

◇「鑑別」に出題されたもの


①閉鎖型スプリンクラーヘッドについて


以下の閉鎖式スプリンクラーヘッドの図について、設問に答えよ。

 

ヒュージブルリンク型ヘッドの構造 スプリンクラー
  • Q. 図の閉鎖型スプリンクラーヘッドについて、感熱体の構造を含む名称を述べよ。

⇒A. ヒュージブルリンク型ヘッド

  • Q. 図のAおよびBの部分の名称を答えよ。

⇒A. [A]デフレクター、[B]リンク(ヒュージブルリンク)

  • Q. 図のBの箇所の役割について説明せよ。

⇒通常時は栓を押さえているが、火災の熱によって溶融・分離して外れることで放水を開始する役割。


 

【🐾補足】

ヒュージブルリンク型ヘッドの他に、グラスバルブ型ヘッドという従来の “馬蹄形” と呼ばれるデフレクター付きのスプリンクラーヘッドがあります。

②一斉開放弁について


一斉開放弁について、以下の設問に答えよ。

 

減圧式一斉開放弁
  • Q. 図の一斉開放弁を設置する位置について述べよ。

⇒A. 開放型スプリンクラーヘッドの設置されている放水区域と、アラーム弁に接続されているメイン管の間。

  • Q. 図の一斉開放弁は “加圧型” か “減圧型” かを述べよ。

⇒A. 減圧型

 

【🐈解説】

減圧式は「感知用の閉鎖型スプリンクラーヘッド」等と “減圧管” が接続されており、ヘッドが弾けたら開放する仕組みです。


③圧力タンクについて


消火ポンプの圧力タンクについて、以下の設問に答えよ。

 

圧力タンク スプリンクラー 消火ポンプ
  • Q. 圧力タンクを設置する目的について述べよ。

⇒A. 自動でスプリンクラー設備による消火活動を行うため。

  • Q. 圧力タンクのスイッチが入るのは、配管内が加圧されたときか減圧されたときかを述べよ。

⇒A.減圧されたとき。

 

【🐈解説】

圧力タンクは、火災の熱でスプリンクラーヘッドが弾けて配管内の水が抜けることによる減圧で自動的にスイッチを入れて消火ポンプを起動させるためのパーツです。


④機器の名称と役割について


以下の写真の機器について、設問に答えよ。

 

参考:報商製作所

  • Q. 機器の名称を答えよ。

⇒A. 圧力計付管路媒介金具

  • Q. 当該機器の使用方法について述べよ。

⇒A. 消防ホース結合金具とノズルの間に結合して放水することで、放水圧を計測する。

 

【🐈解説】

ピトーゲージを用いて圧力を計測することが多いので、この圧力計付管路媒介金具は弊社の場合だと全然使用する機会ないです。


⑤工具の名称と使用用途について


以下の配管工事に使用する工具について、以下の設問に答えよ。

 

  • Q. AとBの工具の名称を答えよ。

⇒A. [A]パイプレンチ、[B]パイプバイス(脚付)

  • Q. AとBの工具の使用方法について述べよ。

⇒A. [A]ねじ付きの配管および継手類を持ち、回して脱着する。[B]配管を固定し、加工などを行い易くする。

 

【🐾補足】

少し修正しておりまして、実際は6つほど工具の写真がある中から配管工事に使用するものを選ぶ感じだったそうです。


◇「製図」に出題されたもの


①屋内消火栓設備の配管系統図


以下に示す屋内消火栓設備の配管系統図について、各設問に答えよ。

 

屋内消火栓設備 系統図 問題
  • Q. 系統図の[ ]内に、凡例の中から適切な図記号を選んで記載せよ。また、止水弁が "常時閉" の場合は黒く塗ること。

⇒A. 下図参照。

  • Q. オリフィスの役割について述べよ。

⇒A. 消火ポンプ側から呼水槽へ流れる水の量を調節する。

 

【🐾補足】

こちらも実際の出題だと、間違った配管ルートの箇所を修正‥というのも含まれていたそうです!⛲

オリフィスが詰まっていた、前ブログ “消火ポンプ水漏れトラブルの調査結果㊙” もご参照下さいませ!

 

屋内消火栓設備 系統図 解答

②屋内・屋外消火栓の計算問題


以下の屋内・屋外消火栓設備について、設問に答えよ。

 

屋内・屋外消火栓 系統図
  • Q. ポンプの全揚程の公式を記述せよ(h₁ + h₂などを使って)。

⇒A. H =  h₁ + h₂ + h₃ +17

  • Q. 公式記号の説明をせよ。

⇒A. h₁= 消防用ホースの摩擦損失水頭、h₂ = 配管の摩擦損失水頭、h₃ = 落差

  • Q. h₁、 h₂の合計が19(m)の場合の全揚程を求めよ。

⇒A. 19+(3+3+3+3+3.5)+17 = 51.5(m)


  • Q. 図の屋内・屋外消火栓系統の消火ポンプに必要なポンプの吐出量を求めよ。

⇒A. 屋内消火栓設備に必要なポンプの吐出量:150 ℓ / 分 × 2台 = 300 ℓ / 分、屋外消火栓設備に必要なポンプの吐出量:400  ℓ / 分 × 2台 = 800 ℓ / 分

よって、図の屋内・屋外消火栓系統の消火ポンプに必要なポンプの吐出量:300 ℓ / 分 + 800 ℓ / 分 = 1,100 ℓ / 分

 

【🐾補足】

こちらも屋内・屋外消火栓のある防火対象物でアレンジしましたが、実際は屋内消火栓設備のみで放水量・水源水量についても問われていたとのことです(その辺は消防法施行令第11条〔屋内消火栓設備に関する基準〕を要確認っす)。

 

ちなみに、屋内・屋外消火栓設備について “ポンプの吐出量” および “水源水量” は各消火栓設置台数が2を超える場合でも2台分までの値で計算します(上の系統でも屋内消火栓3台ありますが “×2” のみですね)。

 

実務で着工届に添付する配管摩擦損失計算書では継手類を数えたり配管の径で値を変えたりと、もう少し複雑な計算をします。

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◎ まとめ


  • りんごぢうす様(@study_rin5juice)が消防設備士 甲種1類を受験された際に出た問題の情報を提供下さいましたので、管理人のフィルターを通して実技問題 “鑑別” 及び “製図” に出た合計7問の解説を作成した。✅
  • 特に1類を受験される方は必見の内容であった。✅

◎ 参考資料


ダウンロード
閉鎖式スプリンクラーヘッド_消防機器早わかり講座.pdf
PDFファイル 361.2 KB
ダウンロード
一斉開放弁_消防機器早わかり講座.pdf
PDFファイル 322.1 KB
ダウンロード
屋内消火栓設備_さいたま市消防用設備等に関する審査基準2019.pdf
PDFファイル 2.3 MB

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コメント: 2
  • #1

    りゅう (火曜日, 15 9月 2020 20:29)

    だんだん慣れてきてますね〜(・∀・)

    流石です←


    2017年3月6日のブログで

    特類は受験者数が少ない為、とにかくテキスト・問題集が少なく苦労しますね。クラウドファウンディングで自費出版しようかと思う位です。�

    と書いてありましたが

    自費出版まだですか??

    消防設備士の学習塾にも
    特類だけ見当たりません、、、(´;ω;`)

  • #2

    管理人 (水曜日, 16 9月 2020 16:46)

    >りゅう様
    コメント有難う御座います!!��

    そうなんです、慣れてきました。(´∀`*)ウフフ♪

    特類、何とかしようとしています!!
    少々お待ちを!!笑

    今後共、何卒宜しくお願い致します!��