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配管圧力摩擦損失計算書でExcelを学ぼう!

スプリンクラー設備の摩擦損失計算書
スプリンクラー設備の摩擦損失計算書。 ※クリックで拡大

スプリンクラー設備着工届を作成する上で、図面類の次に参入障壁となっているのが “圧力損失計算書” の作成ではないでしょうか。💔(;´Д`)💦

 

1類の消防設備士の試験で、もっと “圧力損失計算書の作り方!” みたいな実務に近い問題が出れば…と常日頃思っていました。📝

 

そして弊社にあったExcelファイルを晒して記事を作ろうとしましたが、いざ同じようなものがないかとググってみたら結構あったので 「なんだ…後発か」と少しガッカリしました。(;´・ω・)💻

 

ですから、よりExcelの説明に近づけて差別化し、初心者の方でも取っ付きやすい事を狙ったページになっています(はずです)。🔰

練習用ExcelファイルとPDF


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Excel練習用のスプリンクラー設備“圧力摩擦損失計算書”
練習用と題しまして、昔に弊社社長が作成したExcelファイルに管理人が数式を少し加えたものを公開させて頂きます。
※なぜ、“練習用”かといいますと本番で使うかどうかは自由ですが弊社は責任を一切負いませんという事です。
Excel練習用_SP圧損計算.xlsx
Microsoft Excel 44.2 KB
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スプリンクラー設備の配管アイソメ図
スプリンクラー設備の圧力摩擦損失計算書は、このアイソメ図を元にして作成します。2.5次元のアイソメ図上で配管の“径”と“長さ”を明記し、その区間ごとに摩擦損失を計算してその和を求め、消火ポンプの容量等を決定します。
アイソメ図_Excel練習用.pdf
PDFファイル 60.3 KB

拝啓 “ヘーゼン・ウィリアムス” 様


Excel上で累乗を計算する“^”
Excel上で累乗を計算する “^” の記号。

圧力損失計算において、最終的に “管長1m当たりの摩擦損失水頭” を計算します。🍄♪

 

その際、以下のヘーゼン・ウィリアムスの式を用います。🔢

H = 1.2×(Q^1.85 ÷ D^4.87)

✍(´-`).。oO(Q:流量(ℓ/min)、D:配管の内径(cm)です…。。)

 

セルに入っている計算式は以下のようになっています。👀❕

=IF(C5=0,"0",(1.2*(C7^1.85/(C5)^4.87))/100)

…どうですか?何か難しそうで嫌ですよね。🔰(;´・ω・)💦

 

まず、“ヘーゼン・ウィリアムス” という仰々しい名前を、計算式にしてしまったことがいけないと思います。🍳💨

 

もっと親しみやすい “ゆでたまご” とか “つのだ☆ひろ” の式、にしてくれれば中高生にも人気!になったのではないでしょうか。🏫


 

こんな式を “毎度お世話になっております、青木防災です” と、えっちらおっちら やっておりましたら「日本の生産性って、アメリカの半分以下らしいよ!チョベリバなんて欧米の女子高生に笑われてしまいますのでExcelでサッとやってしまいましょう。💻

 

そういえば以前にも、水道直結式スプリンクラーの計算で使う “ウェストンの式” について同じような事を言っておりました。📣笑

✍(´-`).。oO(以下に弊社圧力損失計算書で使用されている “Excelの基本” について紹介させて頂きます…。。)

参考:有明町

Excelで役に立つコマンド集


弊社に元々あった圧力損失計算書のフォームに、管理人が一手間加えたものを現在用いて着工届に添付しております。📁

 

Excelの “え” の字くらいしか触れませんが、初心者の方や圧力損失計算書に慣れていない方の助けになればと思っています。🔰

 

✍(´-`).。oO(あの地獄の実験レポートの成果が…、、ついに今ここで発揮される…。。)

 

1. “IF”でしょ!!🌳


Excel “=IF”
Excelにおいて “=IF” は超便利!!

“IF関数” を簡単に言うと「ここのセルに “コレ” が入ったら “アレ” を表示して、違ったら “ちゃうヤツ” 表示して。」という “Yes or No” を判断させる命令ができます。🎬♪

 

💻(´-`).。oO(プログラミングする人は…、、True or Falseとか言うのかなあ…。。)

 

ちなみに、管の呼び径を入力すれば対応した “内径” が出るようにしたのが以下の式です。💡

 

=IF(C4=25,"27.6",IF(C4=32,"35.7",IF(C4=40,"41.6",IF(C4=50,"52.9",IF(C4=65,"67.9",IF(C4=80,"80.7",IF(C4="0","0",IF(C4=100,"105.3",))))))))/10


 

スプリンクラー設備の “管の呼び径” で “内径” は決まるので、もし25Aやったら27.6を、32Aやったら35.7を…と100Aまで入力してあります。(・ω・)ノ💻♪

 

100Aまでなら “直感的に” 計算してくれるIF関数を使えばいいかと管理人は思っていますが、数式入力欄には限りがあるので、これ以上長くなると文字数がオーバーしてしまいます。💔

 

その際は “LOOKUP” という表などから特定の値を呼び出してくる関数🎣を使えば便利ですが、まず “IF” でしょ!!と思ってます。👑

2. 右下の■を押しながらピーッ🎺


Excelの便利なところとして、一つのセルに式を入れれば同じことを他のセルでも行えることですね。👥♪

 

✍(´-`).。oO(以下、基本中の基本で恐縮ですが…、、以下をご覧くださいませ…。。)

 

■にポインタを合わせると↖が+に変化。
セルの右下にある■にポインタを合わせると↖が+に変わる。
同じ計算をしたいセルの方向にドラッグ
同じ計算をしたいセルの方向にドラッグすればOK.

これでバババッと瞬時に計算が終わりますので、いちいち同じ式を打ち込んだり電卓を叩いたりという生産性の低い業務を省略することが可能です。⏰(^^)/✨♪

3. “ROUNDUP”で数字の切り上げ🎳


Excelで数式を入れて計算すると、コチラが指示を与えない限り小数点以下をセルのスペースがある限り表示してきます。🔢(;・∀・)💦

 

“摩擦損失水頭”の合計
切り上げられた“摩擦損失水頭”の合計値。

セルの幅が違うと、表示される桁数が若干異なる為、そこを細かすぎて伝わらない予防担当者の方に指摘される場合があるので、以下の “ROUNDUP” 関数で繰り上げしておきましょう。👒♪

 

例: =ROUNDUP((C38+D38),3)

 

後ろの “3” は小数点以下3桁まで計算して下さいExcel様!という意味の “3” です。👓✨

🕯(´-`).。oO(決して…、、 “ドルドルの実の能力者” であるMr.3というアニメのキャラクターを意識しているわけではありません…。。)


まとめ


  • スプリンクラー設備着工届を作成する上で、図面類の次に参入障壁となっているのが “圧力損失計算書” の作成についてよりExcelの説明に近づけて差別化し、初心者の方でも取っ付きやすい事を狙ったページであった。✅
  • “ヘーゼン・ウィリアムス” という仰々しい名前を、計算式にしてしまったことがいけないと思った。✅
  • “LOOKUP” という表などから特定の値を呼び出してくる関数🎣を使えば便利だが、まずExcelは “IF” であった。✅