消防検査・立入検査


防火対象物の “関係者” は、消防用設備または特殊消防用設備を設置したとき、その旨を届け出て検査を受けなければなりません。

 

青木防災では消防検査の立会いも行っております、お手伝いできることがあれば是非お問い合わせ下さい。

消防検査の対象となる防火対象物の用途


消防検査
消防検査の様子。

検査の対象になるのは、以下の防火対象物です。

 

  • 令別表第一(6)項ロ、(16)項の複合用途の中に(6)項ロに供される部分がある防火対象物。

(´-`).。oO(老人ホームとかは厳しいねえ…。)

 

  • 令別表(1)項から(4)項まで、(5)項イ、(6)項イ・ハ及び二、(9)項イ、(16)項 (上記(6)項ロを含むものを除く)で、延べ面積が300㎡以上の防火対象物。

(´-`).。oO(特定防火対象物は(6)項ロ以外は延べ300以上か…。)

 

  • 特定防火対象物以外の防火対象物で、延べ面積が300㎡以上のもののうち消防長または消防署長が火災予防上必要があると認めて指定するもの。

(´-`).。oO(このルールはずるい。火災予防上必要ですか?って)

 

  • 上記に掲げるもののほか、令別表(1)項~(4)項まで、(5)項イ、(6)項または(9)項イに掲げる防火対象物の用途に供される部分が避難階以外の階にある防火対象物で、当該避難階以外の階から避難階または地上に直通する階段が2以上設けられていないもの。

(´-`).。oO(直通階段は大事です。)


消防機関の “立入検査” について


防火対象物への立入検査
防火対象物への立入検査はランダムに行われる。

消防機関は、火災予防のため防火対象物に立ち入り、防火管理上・消防用設備の未設置等に関して検査を行っています。

(消防法第4条の規定による)

 

この消防機関というのは、消防署の予防担当者だけでなく、所轄消防署に業務委託を受けた “大阪消防振興協会” の方々も含みます。

 

立入検査により判明した防火対象物の不備に関して、火災予防上危険であると認める場合には、使用禁止や制限などの必要な措置を命じられます。

 

特に、特定違反対象物 (床面積1,500㎡以上の特定防火対象物及び地階を除く階数が11以上の非特定防火対象物のうち、スプリンクラー設備・屋内消火栓設備または自動火災報知設備がその設置部分の過半にわたり未設置の防火対象物) については火災発生時における人命の危険性が高いため、厳しい指導となります。


消防検査に関するブログ一覧


消防検査に立会うのは誰?

スプリンクラー設備の中間検査時に会議をする予防課の方々
スプリンクラー設備の中間検査時に会議をする予防課の方々…。

随分前の話になりますが、奈良県の某所で消防検査があった時に『あぶり棒って持ってますか?』と聞かれた事がありました。💡

 

♨(´-`).。oO(えっ…、、当たり前じゃん…。。)

 

…と思ったのですが、その時予防課の方も司令車にあぶり棒(加熱試験器)を積んできていたのです。🚒✨

 

そしてその後しばらくしてから実は『昔は消防署の予防課の方が試験をしていた。』という話を聞いて驚きました。((((;゚Д゚))))

 

その他、検査立会い等々について続きに記していきます。📝

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非常電源を専用受電から自家発に交換

用途変更に際して設置した自家用発電設備
用途変更に際して設置した自家用発電設備…。

(5)項ロ 共同住宅から、(5)項イ ホテル・民泊などへの用途変更を望まれる方が、それを断念される理由の一つに『自家発の設置義務が生じてしまいコスト的に合わなくなるから』という事があります。💸(;´Д`)💦

 

しかし今回既存の建物に、自家発を新設するという条件もクリアした上で特区民泊の許可を得るという数少ない事例を成し遂げましたので簡潔にご紹介させて頂きます。💡✨

 

当該現場は11階以上の共同住宅であった為、11階以上にスプリンクラー設備、そして非常コンセントが設置されていたため、それらを非常時に動作させるための物となりました。🔌⚡

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泡消火設備の消防検査【後編】

泡ヘッドより消火薬剤放出を行い試料採集
泡ヘッドより消火薬剤放出を行い試料採集…。

泡消火設備の消防検査【前編】では消火ポンプの起動・薬剤混合の方式や性能試験について記していきました。🔍(´∀`*)ウフフ

 

【後編】ではいよいよ実際に放出試験をする様子や、その時に採集した泡が消防法で定められた性能を満たしているかの計算方法についてまとめていきたいと思います。📝✨

 

❄(´-`).。oO(発泡した泡消火薬剤混合水溶液が作り出す白銀の世界…、、大変フォトジェニックでした…。。)

 

2類の消防設備士資格試験を受講される方々も、本記事を事前に見られることでスケール感などをイメージしやすいかと。⛲

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民泊には“防炎物品”を使用下さい

“防炎”タグの有無は必ずチェック
消防検査時に“防炎”タグの有無は必ずチェックされます。

民泊を営業するにあたって “消防法令適合通知書” を取得するために最適化すべきは以下の二点です。✌( ゚Д゚)🚒

  • 民泊用途変更の為に則した 消防用設備の設置
  • 防火管理者の専任や防炎物品の使用等の 防火管理

消防検査の際によく引っかかるのは消防用設備ではなく防火管理面で、防炎物品の使用の有無は頻出指摘事項です。💔(;´Д`)💦

 

コスト面で目立つ消防用設備をしっかりしていたら、防火管理上の事柄で足元をすくわれる…、などという事で適合通知書取得日程が延びてしまわないためにも、要点を纏めておきます。💡

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斜行式救助袋について

斜行式救助袋を展張
斜行式救助袋を展張した際の写真。

救助袋は避難器具の一つで、“垂直式” と “斜行式” があります。

 

今回の防火対象物に “斜行式” が設置されたのには理由があります。

写真をご覧いただきますと分かる通り、2階と3階の窓が同じ列にあるため、垂直式だと同時に展開するスペースが確保できないためです。

 

(´-`).。oO(3階の窓から真下に降ろすと、2階の救助袋とぶつかってしまいます…。。)

 

以下に、斜行式救助袋に関することを記していきます。……

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消防検査時にスプリンクラー設備の放水試験を行いました。

開放型ヘッドによる放水・放水量の測定試験
開放型ヘッドによる放水・放水量の測定試験。

消防検査の際に、スプリンクラー設備の放水試験を行いましたので報告させていただきます。

 

実際に設置したスプリンクラーを作動させると、お部屋が水浸しになってしまいます‥。(;´Д`)💦

 

その為、屋上部分に試験用として “開放型スプリンクラーヘッド” (以後、SPヘッドと略します)8個を、ビニル管を用いて仮設することとなりました。

 

SPの消防検査ですと、末端試験弁からの放水・圧力確認や、補助散水栓からの放水が、試験・確認方法として一般的です。

 

その為、あまり見ることのできないと考えられる、今回のような仮設ヘッドを用いた放水試験、動画にも収めましたので是非ご覧ください。……

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消防署による立入検査と対処法

消防立入
消防署員が不定期・ランダムに管轄地区を回って検査。

消防署の方は、不規則に防火対象物を選択し、消防法に適合した設備を設置・運用しているかを検査しています。

 

その立入検査の結果、消防法に適合していないと判断されるような不備個所があれば “立入検査結果通知書” の不備事項に記載されてしまいます。

 

そして、その不備に対する改善・改修の計画を “立入検査に関する改善計画書”に記入し、管轄消防署の予防課にすみやかに提出したのち、改修をする必要があります。

 

以下に事例を記します。……

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