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消火水槽の試験問題が甲種2類に出たので解説します!

水を張る前の消火水槽‥ タラップ ボールタップ
水を張る前の消火水槽‥。

去年12月に奈良県で行われた消防設備士試験甲種2類弊社の🐈社員が受験し無事に合格してきました。🌸(´∀`*)オメデトウ!!

 

✍(´-`).。oO(🐈社員は1類は持っておらず2類から受験するというレアな人です…。。)

 

1類の試験でも出てくる「消火水槽」周辺の問題を挙げておきますので1類、2類を勉強される方はご参考にして下さい。📝

 

また、消防設備士試験の問題は持ち帰れません…つまり当ページに記載してあることと同じ問題だ出る確率が高いです!💯✨

 

皆様も、出た問題をコメント欄に残していって下さいね!

問2 有効水位が誤っているものを選び、正しい水位を記入しなさい


(ちなみに写真はすべて正解です)

 

地上・床上水槽、高架水槽の場合


ポンプ方式(床上水槽)及び専用の高架水槽(建物の中間等に水槽を設けるものを含む。)を用いる加圧送水装置に設ける場合の有効水量の算定は、貯水槽の送水管の上端上部(送水管内径Dに1.65を乗じて得た値の位置)から貯水面までとすることと定められています。

 

消火水槽の側面から取り出す場合
消火水槽の側面から取り出す場合 ※クリックで拡大
消火水槽の底面から取り出す場合
消火水槽の底面から取り出す場合 ※クリックで拡大

✍(´-`).。oO(ちなみに高架水槽または圧力水槽を用いる場合に使用するものを “送水管” といい…、、ポンプを用いる場合の水源として使用するものを “吸水管” っていうみたいです…。。)

参考:大阪市 消防用設備等に係る運用基準浜松市 消防用設備等の技術基準

他用途ポンプと消火水槽を兼用する場合


フート弁のレベル差による方法
フート弁のレベル差による方法 ※クリックで拡大

水源を他用途ポンプと兼用する場合の有効水量は、ポンプのフート弁のレベル差によるものとし、当該消火設備ポンプのフート弁の上部に他のポンプのフート弁を設け、当該消火設備ポンプのフート弁(シート面)から吸水管内径Dに1.65を乗じて得た値以上の位置から他のポンプのフート弁(ろ過装置の底部)までの水量とすることと定められています。

 

この場合、吸水全揚程(実高さに吸水損失を加えたもの)がポンプ仕様の指定値を超えないことが条件になっています。💡

 

✍(´-`).。oO(摩擦損失計算書にて消火ポンプに必要な容量を選定しますが…、、そんなギリギリの容量の消火ポンプを選んで据えないですよね…。。笑)


消火水槽 電極棒により制御する方法
電極棒により制御する方法 ※クリックで拡大

また、フート弁のレベル差を設置する方法以外に、水位電極棒を用いたものとしても差し支えないとされています。

 

設置する電極棒の内訳ですが、以下の通りです。

  • ①コモン
  • ②他用途ポンプ停止用
  • ③満水警報用

✍(´-`).。oO(この辺りは…、、前ブログ “電極棒の取付” もご参照下さいませ…。。)


サクションピットを設ける場合


地下水槽にサクションピットを設ける場合
地下水槽にサクションピットを設ける場合 ※クリックで拡大

消火水槽内の “狭く・深くなっている箇所” は “サクションピット(釜場)” といい、最後まで効果的に水槽内の水を吸えるように工夫されているものを指します。

 

サクションピットを設ける場合は、有効に消火用水を吸い込むことができるよう、図のような条件を留意する必要があります。🐟

 

“配管内径D” を基準にした離隔距離や、消火用水が流入しやすいように設けられた勾配等の数字が出題されますので、しっかり脳ミソに刷り込んでおいて下さい。

 

✍(´-`).。oO(紙パックのジュースストローで飲むときに、最後まで吸うために容器を傾けるのに似ていますね…。。)


 

(^´ω`^)「なんかいろいろあって難しいです。試験でも解けた気がしなかったです。」

 

(管理人)「この辺りは2類独特の問題というより1類とあわせた問題って感じだね。着工届を出す際にも有効水位は記入欄があるから実際の工事でも応用できるようにしっかりと復習しておいてください。

問3 次に示すものについて答えよ


写真の機器の名称と用途を答えなさい


可とう管継手 フレキシブルチューブ

(^´ω`^)「フレキシブルチューブ 自在に曲げることができるので振動などが発生する箇所に設置する と回答しましたがどうでしょうか」

 

(管理人)「正式名称ですと “可とう管継手” とも呼ばれたりもしますね。設置場所についてですが、ポンプの吸い込み側及び吐き出し側等と書いておけば模範解答でしょう。まぁ、だいたい正解かと思います。」

 

✍(´-`).。oO(実際に地震があった箇所の配管が曲がっている事もありますから…、、耐震措置というのは重要なんです…。。)


写真に示すワイヤーの役割を答えなさい


(写真は「これ、試験に出た!」と写真を撮った一枚です。実際の試験では上部の金具しか見えていませんでした)

 

可とう管継手 フレキシブルチューブ

(^´ω`^)「まったく分からなかったので適当に適度な遊びを持たせるためと書きました」

 

(管理人)「これは下にあるフート弁につながっていてフート弁の開閉試験ができるようになっているんだよ。」

 

(^´ω`^)「参考書には載ってませんでした。」

 

(管理人)「これは実際に現場に行ってないと分からない問題だね。2類というより1類でも出ていいような問題。このページの写真をよく見てみるとたしかにフート弁本体にワイヤーが繋がってるよ。」

 

(^´ω`^)「…本当だ!」

おまけ


(^´ω`^)「ところで筆記試験でこんな問題が出ました」

 

法令 問15 次のうち泡消火設備が適応される危険物はどれか?

 

  1. 1類のアルカリ金属の酸化物
  2. 2類の鉄粉
  3. 3類の禁水性物質
  4. 5類の自己反応性物質

A. 4. 5類の自己反応性物質

【解説】

泡消火設備は水を含みますから、水と反応する危険物に噴射するのはNGです。

 

(管理人)「これは危険物取扱者試験の問題に近いですね。ついでに “危険物施設に設置する消防用設備” のページも見ておくといいかと思います。」

まとめ


  • 2類の試験は1類の試験の後に受けた方が効率が良かった。✅
  • 2類の試験も1類の試験も「水消火」に関する問題なので同じような問題が出ていた。✅
  • 何故か危険物取扱者の問題のようなものも出てきた。✅