スプリンクラー設備


“スプリンクラーヘッド”
写真の“スプリンクラーヘッド”から水が放出される。

スプリンクラー設備は、1類の消防設備に分けられています。

天井などから、“水” が直接炎に降り注ぐことで消火に至ります。

消防設備の中でも、知名度はかなり高い方ではないでしょうか。

 

このプリンクラー設備は、青木防災のような “防災屋” が設置工事をします。

 

なぜなら、甲種1類消防設備士の免状を持っていないとスプリンクラー設備の工事のすべてを行うことができないからです。

 

以下に、青木防災が行うスプリンクラー設備の設置工事に関する実績を紹介させていただきます。


消火水槽内フート弁の交換工事

フード弁のろ過機構で異物の流入を防止
フード弁のろ過機構で異物の流入を防止します。

フート弁” は、消火に用いる水源の水位が消火ポンプより低い場合のみ、吸水管の先端に設けるものです。👷❕

 

ポンプ側の水が水源に戻らないように “逆止弁構造” となっている他、異物が消火用水に混ざらないように “ろ過” する装置の役割も果たしています。🔎

 

本工事では、経年劣化による腐食により、フート弁を通して水を吸わなくなっていたため、交換に至りました。💔(;´∀`)

 

フート弁交換工事の模様を、写真と共に記していきます…。✍(´-`).。oO

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スプリンクラー設備の着工届(水道直結式も)

スプリンクラー設備は高い消火能力
スプリンクラー設備は高い消火能力を持つ。

天井から “水” が出る有名な “スプリンクラー設備” は、消防設備の中でも非常に高い消火能力を有します。🚒(・ω・)ノ💯

 

共同住宅の11階以上の階など、設置義務は限定的ですが、(6)項ロの就寝の用に供する福祉施設延べ面積に関係なくスプリンクラー設備を設置する必要があります。🏢💦

 

その際、1,000㎡以下の福祉施設等は、“水道直結型” という水道用の配管をスプリンクラー設備と兼用できる機構(比較的安価)をとってよいこととなっています。💡(;´∀`)💰✨

 

続きに、スプリンクラー設備着工届について記します…。📝

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間仕切り新設時の感知器・SPヘッド増設省略法

間仕切り増設で感知器やSPヘッドを追加
間仕切り増設で感知器やSPヘッドを追加することも。

新しい間仕切りを作ると “感知器” や “スプリンクラーヘッド” がない部屋や、SPヘッドの散水面積外のスペースができてしまうことがあります。🏠(´・ω・`)❕

 

その場合、新たに間仕切り作成によってできた部屋に感知器やSPヘッドを増設しなければならなくなります。💸(;´∀`)💔

 

もちろん費用が発生しますし、特にSPヘッドの増設は大掛かりな工事になり、高額になる可能性も十分に考えられます。👷💦

 

そこで、消防法に則った増設工事を回避するための対策を、紹介させていただきます。✍(´-`).。oO✨

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パッケージ型“自動”消火設備について

パッケージ型自動消火設備はスプリンクラー設備の代替消防設備
パッケージ型自動消火設備はスプリンクラー設備の代替消防設備です。

以前、パッケージ型自動消火設備のメーカーであるモリタ宮田工業の営業の方と話していた際に‥‥

 

“関西圏で初めてパッケージ型自動消火設備の施工をしたのが、青木防災さんなんですよ。” ‥‥という事を聞きました。|д゚)!

 

本当かどうか、社長に尋ねたところ‥‥本当でした。(・∀・)笑

 

(´-`).。oO(そんな黎明期に施工を‥運がいい‥。。✨)

 

そのようなパッケージ型自動消火設備は、現在さらに普及するであろう消防設備の一つです。🚒

 

なぜなら、延べ面積が275㎡未満小規模福祉施設にもスプリンクラー設備の設置が義務化されたからです。📚💦

 

パッケージ型自動消火設備は、パッケージ型消火設備(屋内消火栓の代替設備)と同様に、大掛かりな配管・電源工事が不要になり、設置の負担が極めて少ない画期的な消防設備です。👷♬

 

続きにその法令や、設置について記していきます。✍(´-`).。oO

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圧力スイッチとオートドリップの交換

流水検知装置の圧力スイッチとオートドリップ
流水検知装置の圧力スイッチとオートドリップを交換しました。

スプリンクラー設備は、作動すると “アラーム” が鳴るようにしてあります。

 

その警報は、配管内の流水による圧力変化を “流水検知装置” というもので感知し、電気信号として送られます。

 

今回の工事では、その “流水検知装置” を構成する一部のパーツである “圧力スイッチ” と “オートドリップ” を交換しました。

 

なぜなら、スプリンクラー設備のアラームが誤作動によって鳴り響いてしまうということがあったためです。

その原因と、改修時の模様を写真と共に続きに記します。……

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消防署への申請


所轄消防署へ消防設備施工を申請
所轄消防署へ消防設備施工を申請する。

スプリンクラー設備の工事を行う際に、管轄消防署へ書類を申請します。

主な書類は、甲種消防設備士が工事着工の10日前までに提出する “着工届 と、設置工事終了後4日以内に提出する “設置届” があります。

 

また、スプリンクラー設備の配管工事が終了し、天井を塞ぐ前に消防署の予防担当者と日程を調整して “中間検査” を受けなければなりません。

 

それから最終の消防検査に合格すれば、検査済証をもらうことができ、防火対象物の使用を開始することができます。

スプリンクラー設備の工事は、“防災屋” と “消防署” との連携が欠かせません。


スプリンクラー設備の “着工届”


甲種1類消防設備士が着工届を作成
甲種1類消防設備士が着工届を作成。

前述しました通り、スプリンクラー設備の工事を行うに際して、甲種1類消防設備士が工事着工の10日前までに “着工届” を提出しなければなりません。

 

スプリンクラー設備には、専用の水源があり、そこからポンプで給水して各ヘッドから水が撒かれる仕組みです(水道直結のものもある)。

その規模や間仕切りよって、ヘッドの個数や配管長をを算定して書類に記載します。

また水源の容量や、ポンプのパワーも計算をもとに決める必要があります。

その際の図面の書き方や、計算方法を簡潔に紹介させていただきます。


スプリンクラーヘッドのプロット


厨房の◎は98℃のヘッド
厨房の◎は98℃のヘッドを表している。

スプリンクラーヘッドの散水半径は決まっており、その包含円に隙間ができないように図面上で位置を設定します。

(´-`).。oO(高感度型であれば半径2.6 mです。。)

 

また、作動温度は通常の場所であれば60℃~75℃(通常72℃程度)のヘッドでいいのですが、厨房などの周囲温度の高い場所は75℃~121℃(通常98℃程度)の標示温度が高いスプリンクラーヘッドを選定する必要があります。

そして配管径によって設置できるヘッドの個数も定められています

(32 Aの配管径では3つまで・40 Aの配管径では5つまで、等です。)

 

それらの情報を図面上にヘッドは〇と◎で、配管は実線で表記します。


スプリンクラー設備の “アイソメ図”


アイソメ図によって配管図を3次元的に
アイソメ図によって配管図を3次元的に表す。

アイソメとは、アイソメトリック (isometric) の略で、等角投影図法のことを示します。

 

配管経路を図面で表そうとすると、X軸(ヨコ)・Y軸(タテ)・Z軸(高さ)の3つの方向要素を反映しなければなりません。

そこで、あらかじめ角度と方向を設定した実線によって、3次元的に配管経路を図面上に記します。

このアイソメ図があれば、配管経路が一目でわかります。

そのため、着工届にはアイソメ図を添付することが不可欠です。

 

また、作成したアイソメ図をもとに、その配管経路で生じる “摩擦損失” を計算して着工届に添付します。


消火ポンプの表記。
消火ポンプの表記。
最遠のヘッド。
最遠のヘッド。
補助散水栓までのアイソメ図。
補助散水栓までのアイソメ図。
送水口の表記。
送水口の表記。

圧力損失計算書


配管径によって流量が決まっている
配管径によって流量が決まっている。

圧力損失計算書は、配管に水が流れる際にどれくらいの摩擦が生じて勢いがなくなるかを計算したものです。

 

作成したアイソメ図より、配管の径・長さ・継手類が分かるので、それらの情報をもとに摩擦損失を計算します。

また、配管の摩擦による損失の他に、実揚程やアラーム弁損失などを加えたポンプ揚程算出後、ポンプの仕様を選定します。

 

この圧力損失計算書は4つ必要で、①ポンプから最遠ヘッドまで、②ポンプから補助散水栓まで、③送水口から最遠ヘッドまで、④送水口から補助散水栓まで、をそれぞれ計算して着工届に添付します。


配管径と流量別の摩擦損失水頭表。
配管径と流量別の摩擦損失水頭表。
継手類を直管当りで計算した摩擦損失水頭表。
継手類を直管当りで計算した摩擦損失水頭表。
ポンプ仕様を最終的に算出する。
ポンプ仕様を最終的に算出する。