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中央消防署と上町出張所の予防課届出管轄区域

大阪市中央区ビジネスパークと大阪城
大阪市を代表する場所それが中央区。

大阪の観光スポットが集中している中央区ですが、そのせいもあり民泊の申請もダントツで多いようです。💣💦

 

そして中央区は大阪市内で唯一 “予防課が二か所ある” 消防署でして、既設の建物に関しては一部エリアについて “上町出張所” の予防課で対応するというルールになっています。🏯✨

 

その為、よく中央区の防火対象物に関する手続きをされるお客様が『中央消防署行ったら、上町出張所にたらい回しにされたわ~。』と仰っているのを聞きますが…。🚒(;・∀・)‼

 

明確に分かれているので、ここに広報させていただきます。📝

中央区における消防関係申請場所一覧


赤い線より下は上町出張所の管轄
赤い線より下は上町出張所の管轄。 ※クリックで拡大

画像中央の赤い線より上が、既設の建物における中央消防署本署の管轄で、それより下が上町出張所の管轄となっています。🗾

 

新設の建物の相談・申請については、中央消防署の本署が中央区全ての窓口となっています。🚒💨

 

昨今の民泊ブームの影響で “既設の建物の用途変更” の業務が急増しています。🏄✨

 

そして、中央区における人気エリアは地図をご覧いただきますと分かる通り、ミナミ側に集中しております。🏢🏢🏢

 

🏯(´-`).。oO(管理人的には…、、大阪城いいなあと…。。)

 

その為、上町出張所の予防担当の方々はかなり民泊に関する業務に追われていると想像できます。🎪(;´Д`)🐘

 

弊社でお受けした民泊の現場も、『またここ!』『隣やん!』『民泊だらけ!』って位に南のエリアで動いていました。🏨💦


上町出張所の担当地域一覧


上町出張所で入手した消防法令適合通知書
上町出張所で入手した消防法令適合通知書

 

上町出張所の予防課にて担当されている “既設” の防火対象物に関する相談・申請の窓口のエリアをご覧ください。👀✨

 

心斎橋や道頓堀、日本橋や松屋町など “田舎モンでも知ってるような地名” がズラリと並んでいます。🗼💦

参考:大阪市

中央消防署上町出張所担当区域
 ア 安堂寺町     
 ウ 上汐  上本町西   
 カ 瓦屋町     
 コ 高津     
 シ 島之内  心斎橋筋   
 セ 千日前     
 ソ 宗右衛門町     

 タ

谷町(6~9丁目)     
 ト  東平  道頓堀 道頓堀1丁目東 
 ナ 中寺  難波  難波千日前 
 ニ 西心斎橋  日本橋   
 ヒ  東心斎橋    
 マ 松屋町     
 ミ 南船場     

それ以外の“既設”防火対象物は中央消防署 本署へ


中央消防署本署担当区域
 ア 安土町  淡路町   
 イ  和泉町 糸屋町  今橋 
 ウ 上町  内淡路町  内久宝寺町 
   内平野町 内本町   
 オ 大阪城  大手通 大手前 
 カ 瓦町  神埼町   
 キ 北久宝寺町  北新町  北浜 
   北浜東  久太郎町  
 コ 高麗橋  粉川町  石町 
 サ 材木町     
 シ 島町  十二軒町   城見
 セ 船場中央     
 タ  谷町(1~5丁目) 玉造   
釣鐘町     
 テ 天満橋京町     
 ト 常磐町 徳井町 道修町
 ノ 農人橋    
 ハ 博労町 馬場町  
 ヒ 東高麗橋 平野町 備後町
 フ 伏見町 船越町  
 ホ 法円坂 本町 本町橋
 マ 松屋町住吉    
 ミ 南久宝寺町 南新町 南本町
 モ 森ノ宮中央    
 ヤ 鑓屋町    
 リ 龍造寺町  

参考:大阪市


上町出張所で貰った“民泊新法”の申請添付書類一覧


【消防法令適合通知書交付申請書添付書類(住宅宿泊事業法)】というタイトルの用紙を上町出張所にて頂きました。🚒💨

 

その内容が、以下の通りになります。📝✨

  • 当該届出にかかる部分の建築図面の写し
  • 付近見取図
  • 届出住宅が存する階の平面図。消防用設備等、火気使用設備等配置図
  • 建物の延べ面積を確認できる資料(建築図面、登記事項証明書など)
  • その他(届出住宅・建物の状況により必要になる場合があります)

 

なぜ、このような書類を貰う事になったかと言うと、『書類を付け過ぎていたから』です。💔(;´Д`)💦

 

大阪市内でも、求める書類の要項が所轄消防署単位で定められていることがあります。🐙

 

✍(´-`).。oO(中央区では…、、この書類を揃えて民泊新法の消防法令適合通知書工事申請しよう‥。。)

消防法は厳しいけど…


作戦会議をする予防担当者
図面を見て作戦会議をする予防担当者の方々。

お客様から『◯◯区の消防が厳しい!』との声を聞くことがありまして、当然ですが弊社に届くその声が大阪市内についてであることが多いです。‼((((;゚Д゚))))📣

 

しかしハッキリ言えることは、大阪市内は全然マシだという事です。🚒(;・∀・)👌✨

 

予防課に設備担当が専属でいらっしゃいますし、数も相当数受けていらっしゃいますから、消防法に詳しい方々が多く、特に中央消防署や上町出張所では管理人毎回のように勉強させて頂いております。📝♪

 

特に民泊消防法に関する諸問題の解決策はまだまだ国を挙げて模索中ですから、皆様どうか現場サイドで落としどころを…。💡

 

💔(´-`).。oO(てか田舎の消防ハンパないとこあるって…。。)


まとめ


  • 中央区は大阪市内で唯一 “予防課が二か所ある” 消防署で、既設の建物に関しては一部エリアについて “上町出張所” の予防課で対応するというルールになっていた。✅
  • 上町出張所の予防担当の方々は人気のある南側が管轄区域であり、民泊に関する業務に追われていると想像できた。✅
  • 大阪市内でも、求める書類の要項が所轄消防署単位で定められており、中央署管轄区域では適合通知関係の書類を付け過ぎていた。✅