別紙3-6 <地下駐車場>


1 放送区域の概要及びスピーカーの仕様


放送区域の用途 地下駐車場
内装仕様

天井:コンクリート、壁:コンクリート、床:コンクリート

放送区域の寸法 間口76.5m、奥行き43m、高さ4.2m

放送区域の壁、床等内面積の合計

8,149.8㎡
放送区域の体積 13,816㎥
放送区域の平均吸音率(500Hz) 0.03

放送区域の平均吸音率(2kHz)

0.03

スピーカーの音響パワーレベル

97dB
スピーカーの指向係数 指向特性区分W

2 残響時間


T=0.161× V/( S × α )より 

T=0.161×13816/(8149.8×0.03)=9.1秒 

上記結果から、残響時間が3秒以上の為、明瞭度を確保する必要がある。

 

3 明瞭度を確保する計算式


r=3/4 × √(Q×S×α/(π×(1-α)))より 

コーン型スピーカーの場合は、 

角度(°) 0°~15°未満 15°以上30°未満 30°以上60°未満 60°以上90°未満
0.8

距離r(m)

14 14 11

4 受聴点における音圧レベルの計算


スピーカーからの最大距離点(下図A点)における音圧レベルの計算は、 P=p+10×log(Q/4×π×r2+4×(1-α)/S×α)より、 P=97+10×log(5/4×π×122+4×(1-0.03)/8149.8×0.03)=79.4(dB)となる。

スピーカーからの最大距離点における音圧レベルの計算 非常放送設備

 

メリット 

1 到達距離内に受聴点を配置することから、明瞭度が向上する。