別紙3-4 <学校の教室>


1 放送区域の概要及びスピーカーの仕様


放送区域の用途 学校の教室
放送区域の寸法

間口10m、奥行き10m、高さ3m

放送区域の壁、床の面積の合計 320㎡
放送区域の体積 300㎥
内装仕様

天井:孔あき石膏ボード、床:板貼り、壁:黒板、窓ガラス、板貼りドア等

放送区域の平均吸音率 0.15(2kHz)、0.20(500Hz)
スピーカーの音響パワーレベル 98.8dB
スピーカーの指向係数 指向特性区分W5

2 残響時間


T= 0.161 × V/(Sα₅₀₀㎐)=0.161× 300 /(320× 0.20)= 0.75秒

 

3 スピーカーの配置


○ 受聴点における音圧レベル

P=p+10 log{Q/4πr²+4(1-α2kHz)/Sα2kHz}

 

スピーカーからの最長距離P地点の音圧レベル

P=98.8+10 log{5/4×π×(11.4)²+4×(1-0.15)/320×0.15} = 87.4dB 

 

○ スピーカーの配置図(平面図及び側面図) 

音響パワーレベル98.8dBの壁掛け型スピーカーの場合

4 メリット


○ 残響時間の短い放送区域で、音圧レベルも確保できるので、1つのスピーカーにより10mを超える範囲をカバーできる。