別紙1 平均吸音率の計算例


平均吸音率の計算例における室概要 非常放送設備
[図1] 平均吸音率の計算例における室概要
名称 面積S(㎡) 建築材料 材料吸音率 α 材料吸音率 Sα
500㎐ 2k㎐ 500㎐ 2k㎐
床面

16×10=160

根太床(チーク寄木張り) 0.12 0.09  19.20 14.40
天井面 16×10=160 孔あき9mm石膏ボード 0.25 0.23 40.00 36.80
側壁A 16×3-7×1-1×2=39 コンクリート打ちっ放し 0.02 0.03 0.78 1.17
側壁B 10×3-8×1=22 同上 0.05 0.03 1.10 0.66
側壁C 16×3-1×2=46 同上

0.05

0.03 2.30 1.38
側壁D 10×3=30 同上 0.05 0.03 1.50 0.90
ガラスA 7×1=7 ガラス窓(木製サッシ) 0.18 0.07 1.26 0.49
ガラスB 8×1=8 同上 0.18 0.07 1.44 0.56
ドアA 1×2=2 扉(ビニールレザーふとん張り) 0.20 0.30 0.40 0.60
ドアB 1×2=2 同上 0.20 0.30 0.40 0.60
合計 476 68.38 57.56

[表1]より、平均吸音率は、2kHzにおける場合で計算する。           

 α=(Sα)TOTAL/S=57.56/476=0.12(2kHz)

 

また予測残響時間は、500㎐における場合で計算する。             

T=0.161×V/Sα=0.161×16×10×3/68.38=1.13(500Hz )

 

[参考]主建築材料の吸音率の一例 非常放送設備
[参考]主建築材料の吸音率の一例

 

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