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【過去問】乙種7類 消防設備士の実技試験(鑑別)に出た問題と解答

7類の消防設備士の実技試験に出た問題を解説
7類の消防設備士の実技試験に出た問題を解説ッ‥!

前回、Twitter上にて『甲3のブログも作って下さい!』という意見を頂戴しまして作成したのに引き続き、今回は7類について以下の通り御要望ありましたので頑張りました!📝(´∀`*)ウフフ♪

  • ☑ 『次に受験する乙7はどこ見たら良いんですか?9月5日に試験ですとアピっておきます😘』☜間に合った!

茂@資格垢(@Shigerushikaku)様には、是非ご利用して貰うと共に今後7類を受験される多くの方々の役に立てばという思いで大変カロリーの高い作業を遂行しましたので誉めて下さい。🤢笑💦

 

7類の消防用設備は「漏電火災警報設備」といって、電気が漏れたことを知らせる機器であり殆どの人は全く馴染みが無いかと思いますので好奇心ある方々も目を通して下さいませ!🔍✨

【✍追記】

【鑑別①】機器の名称など


次の受信機について、各設問に答えなさい。

 

漏電火災警報器 受信機
  • Q. 感度調整装置はどれか、記号で答えなさい。

⇒A. 〔B〕

  • Q.〔A〕の部分の名称、及び漏電が発生した場合の作動状況を答えなさい。 

⇒A. (名称) :漏電表示灯、 (作動状況):漏電が発生すると、ランプが点灯する。 

  • Q. 〔C〕〔D〕〔E〕の名称をそれぞれ答えなさい。

⇒A. 〔C〕:試験スイッチ(テストボタン)、〔D〕:警報ブザー、〔E〕:電源表示灯(電源ランプ) 

 

【鑑別②】機器の名称と用途


写真に示す器具について、次の各設問に答えなさい。

 

漏電遮断器と配線用遮断器
  • Q. この器具の名称と用途をそれぞれ答えなさい。

⇒A. 〔A〕漏電遮断器、用途:漏洩電流を検出して回路を遮断する。

    〔B〕配線用遮断器、用途:過負荷電流・短絡電流を遮断する (漏電火災警報器の操作電源の専用開閉器に用いる)。

  • Q. 〔B〕の器具の矢印で示す「20」は、何を表しているものか答えなさい。

⇒A. 定格電流

【鑑別③】変流器について


図は、漏電火災警報器に用いる変流器の構造を2種類示したものである。

それぞれの型式名称を答えなさい。 

 

貫通型・分割型変流器

 

A. 〔A〕:貫通型変流器、〔B〕分割型変流器

 

【🐾補足】

  • ☑ 分割型変流器の利点として、既設の配線にカパッと装着できることが挙げられます。また、故障等で機器を交換する際に分割型変流器だとカパッと取り除けますが貫通型変流器の場合は電線を外す or 変流器を切るといった面倒な工事になってしまいます。
分割型変流器はカパッと電線に装着可能
分割型変流器はカパッと電線に装着可能‥!
カットして取り除いた貫通型変流器
カットして取り除いた貫通型変流器‥。

【鑑別④】電路における変流器の位置


図は、建築物に電気を供給する電路を示したものである。

 

屋外直通型変流器を図の〔A〕~〔F〕に設置した場合、違法となるのはどの位置か、記号で答えなさい。

 

電路における変流器の位置

 

A. 〔B〕と〔C〕

 

【🐈解説】

  • ☑ 変流器は回路ごとに設ける必要があり、〔B〕と〔C〕の部分は,それぞれ三相と単相に個別に変流器を設置します。 

 

【鑑別⑤】漏電火災警報器の試験について


図は、漏電火災警報器の受信機の感度調整装置を示したものである。この感度を600mAに設定し、総合点検において漏洩電流検出試験を行った場合、合格となる作動電流値の範囲を答えなさい。

 

漏電火災警報器 受信機 試験 点検

 

A. 240mA~660mA

 

【🐈解説】

  • ☑ 総合点検における作動電流の範囲は「公称作動電流値の-60%~+10%」つまり40%~110%でなければなりません。従って、600mAの40%~110%を計算すると、600×0.4=240mAおよび600×1.1=660mA と導けます。

【🐾補足】

  • ☑ なお、総合点検における「漏洩電流検出試験の試験手順」については次の通りです。
漏洩電流検出試験 漏電火災警報器
  1. 漏洩電流を流すリード線(試験用コードともいう)を、図のように端子から変流器を貫通して往復させる。
  2. 試験器の電流調整つまみを左にいっぱい回して0にし、電源を入れる。
  3. 「受信機の作動電流設定値」を最小値にセットし,また電流計切替つまみをそれに見合った適当な値にセットする。 
  4. 試験器の電流調整つまみを徐々に右にまわすと、リード線に電流(⇒漏洩電流に見立てたもので、要するに人工の漏洩電流) が流れ出し、電流計の針が振れ出す。やがて音響装置が鳴動して漏電火災警報器が作動するが、その際の電流計の読みが作動電流値となる。 
  5. 以上の操作を2~3回繰り返して平均値を出す。
  6. 受信機の作動電流設定値を変更して同様の試験を繰り返す。
  7. 作動電流値の値が40%~110%以内に入っていれば合格。

 

 

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他の資格試験では過去に出た問題と全く同じ問題は出ませんが、消防設備士の試験では過去に出た問題と全く同じ問題が出る可能性があるのです。📝٩( ''ω'' )و🔎

 

よって、表に出づらい「実際に出た問題」の情報をGETし、それを元に勉強をすれば合格に大きく近づくことができるのです。

 

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【✍追記】

◎ まとめ


  • 前回、Twitter上にて『甲3のブログも作って下さい!』という意見を頂戴しまして作成したのに引き続き、今回は7類について以下の通り御要望ありましたので頑張った。✅
  • 茂@資格垢(@Shigerushikaku)様には、是非ご利用して貰うと共に今後7類を受験される多くの方々の役に立てばという思いであった。✅
  • 7類の消防用設備は「漏電火災警報設備」といって、電気が漏れたことを知らせる機器であり殆どの人は全く馴染みが無いかと思う為、好奇心ある方々も目を通して欲しかった。✅