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青木防災㈱創業物語

1961年より消防設備業を営む青木防災㈱の物語
1961年より消防設備業を営む青木防災㈱の物語は‥⁉

創業60年目を迎える青木防災㈱は、消防設備業界に根を張る防災屋の “老舗” の一つであると言えるでしょう。⌛(´∀`*)ウフフ♪

 

会社のフェーズ的には安定期ですが、若いチカラや優秀過ぎる仲間も続々と加わって勢いが付き、成長し続けています。📊

上記の様な疑問を抱いている読者を想定しています、特に現在は「人の命を守る為の仕事ができる市場は、先人が “信用” に基づき作った‥」の部分を熟読し、改めて考えて欲しいです。🧠✨

◎ 車屋さんから「消火器」の話を聞く


車屋さんから「消火器」の噂
近所の車屋さんから「消火器」の噂が‥。

昔々ある所で、青木防災㈱の初代社長であった “故・青木 進” さんが、近所の車屋さんと話していた時のこと‥。🍑💭

 

🚙:『火ぃ消す「消火器」あるやろ?衣食住が十分になってきて、次は命を守る為のモノが売れるはずや…。』

 

👷:『確かに…やけど「消火器」売って商売する言うても、あんなもん何処で入手しまんねん?』

 

🚙:『ウフフ、材料仕入れて自分で作るんでっさ!』

 

👷:『ホンマでっか⁉‥ンなら、いっちょやってみますわ。』


◎ 作った「消火器」が売れちゃった!


先代の奥様が消火器を売りさばく
先代の奥様が消火器を売りさばいていた‥⁉

消火器を作り始めた先代、当時は溶接する技術もなかったのでリベットで本体容器を繋ぎ合わせていました…。((((;゚Д゚))))🔩

 

出来上がった消火器の販売方法ですが、何と生粋の「大阪のオバチャン」であった先代の奥様が、リヤカーに乗せて大阪の街で『消火器いかがでっか~』と売り歩いたのです。🧯

 

それが意外に売れた!『コリャ、いける!』となったそう。🐯♪

 

この予期せぬ成功について、当時は消火器が高価でレアなものであったことに加え、昔は火災リスクも人々にとって身近なものであったことから “売れた” と管理人は推測しています。🧠(´∀`*)ウフフ♪


◎ 施工・メンテナンス事業に注力する


消防用設備等の施工・点検の進歩に伴い
消防用設備等の施工・点検の進歩に伴い‥。

売れていた消火器も、大量生産の時代になった事に加えて「耐圧試験の制度」が始まった為、先代がリベットで接合した消火器は検査に通らなくなっていきました。💔(;´Д`)💨

 

時を殆ど同じくして「消防用設備の工事又は整備は消防設備士でなければ行えない」よう規定されました。👷💭

 

1966年に発足した消防設備士の資格制度に基づく、消防用設備の施工・メンテナンスに事業内容が切り替わっていきました。🎫

 

よって、黎明期から消防設備士として火災リスクを軽減する為に尽力し、その土台を築いてきたという歴史があるのです。📚✨


◎ 先人が築いた「当たり前」を軽視⁉


消防用設備等 市場
血と汗を流して作られた市場を荒らす者‥⁉

現在、消防用設備等が設置されているのは “当然” の環境となっており、人々が火災リスクに怯えることも昔より格段に少なくなり安心して暮らせる状態にあります。💮\(゜ロ\)(/ロ゜)/🏢

 

この先人が築いた “当たり前” に消防用設備等の恩恵を受けられる仕組みは、消防設備士「人の命を守る為に、誠実業務を行う。」という “信用” の積み重ねに他ならないでしょう。💪✨

 

ところが今、消防設備士の作業の一部をみて『誰でもできる、簡単な仕事‥』といって無暗に煽り目立とうとする愚か者が発生しており、“情報弱者ビジネス” を展開しつつあるという消防設備業界にとって悪影響となる動きといった残念な現象も起こっています。🚮


◎ これからの消防設備士がすべきこと


今を生きる消防設備士が目指すべき未来
今を生きる消防設備士が目指すべき未来は‥⁉

これからの消防設備士は、先人たちが信用に基づいて作ってくれた市場を “正しく” 知った上で、より最適化することを志向して業務ができるという贅沢な環境にあります。🌐(´∀`*)ウフフ♪

 

改善されるべき点として「消防用設備等の使い方が知られていないが故に、有事の際に効果が発揮されない。」という “異常な状態” が挙げられ、そこに注力して消防用設備等に対して感じられる価値のギャップを埋めてやらねばならんと思っています。🧠💦

 

現在このブログよろしく、情報を届けやすい状態になっており管理人にとって発信は問題解決の “手段” の一つなのですが、副作用的に消防設備士に向いていない人の声もデカくなっています。🤢💨


青木防災㈱にて消防設備士として業務に従事する管理人を含む社員一同や、SSS47に所属する同志は「瞬間風速的な目前の儲け」ではなく「未来に良いバトンを繋ぐ長期的な利益」を得ることで、先人によって「人の命を守る為、責任感を持って誠実な仕事をする。」という積み重ねられた “信用” に基づき作られた市場を守り続け、消防設備業界を発展させていくことを志向します。🔭✨

◎ まとめ


  • 青木防災㈱創業時は車屋さんから噂を耳にした先代が消火器を作って、生粋の「大阪のオバチャン」であった先代の奥様が、リヤカーに乗せて大阪の街で『消火器いかがでっか~』と売り歩いた結果、『コリャ、いける!』となっていた。✅
  • 大量生産の時代になった事に加えて消火器の「耐圧試験の制度」が始まり、先代がリベットで接合した消火器は検査に通らなくなっていくと同時に発足した消防設備士の資格制度に基づく消防用設備の施工・メンテナンスに事業内容が切り替わっていった。✅
  • 消防用設備等があるのが“当然” で人々が火災リスクに怯えることも昔より格段に少なくなり安心して暮らせる状態は、消防設備士の先人たちが「人の命を守る為に、誠実業務を行う。」という “信用” の積み重ねに他ならないことであり、これからの消防設備士は、先人たちが信用に基づいて作ってくれた市場を “正しく” 知った上で、より最適化することを志向すべきであった。✅

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コメント: 4
  • #1

    りゅう (土曜日, 25 7月 2020 13:20)

    消防設備の重要性分かってない人が
    多いのも事実

    火災がいかに恐ろしいか認識してほしい
    もんです。


    本日甲種3類受けてきました。
    問題書いときます。

    山田さんが受験する時の参考に(*´∀`*)

    選択弁の写真
    選択弁の名称

    選択弁に記載すべきこと1つ書け

    選択弁を防護区間外に設置する理由

    問2
    二酸化炭素を放射する不活性ガス消化設備に
    使用「しないもの」4つ選べ
    噴射ヘッドや圧力計などの
    写真12個くらいあり

    問3
    配管に使用する継手の名前書け

    90°エルボ
    フランジ
    ティー
    パイプニップルかな?多分?

    問4
    二酸化炭素放射する不活性ガス消化設備の
    系統図
    AからCの名称書け
    放出表示灯
    起動装置
    圧力計

    安全装置(配管用)の役割書け


    問5
    閉止弁の写真

    名称を答えよ

    閉止弁を使用する消火設備は?

    閉止弁を使用する理由を書け

    製図1
    粉末消化設備の図
    排気弁 安全弁 クリーニング弁
    ガス導入弁 放出弁を記号から選択

    ガス導入時に開いてる弁に○
    閉じてる弁に✕
    ガスの流れを矢印書け 
    ガス流れないところは✕


    クリーニング時に開いてる弁に○
    閉じてる弁に✕
    ガスの流れを矢印書け
    ガス流れないところは✕

    製図2
    通信機器室 10メートル 8メートル
    3メートル
    防護体積は?
    必要消火剤量は?
    消火剤が必要な開口部面積は?
    開口に必要な消火剤量は?
    消火剤の最低貯蔵量は?
    貯蔵容器何本必要か?

    条件に消火剤は1立米あたり1.2キロ

    開口部は1平方メートルあたり10キロ

    内容積68リットル 充填比1.6

    の記載あり


    前回よりかは
    段違いに実力つけたつもりですが
    結果は?

    盆明けやろな〜合格発表

  • #2

    名無しさん (日曜日, 26 7月 2020 22:43)

    創業者様のエピソードにあるように「お客さんが安全(防火)を得るためのお仕事」は今後とも変わらないと考えます。
    一方、これまでの火災被災経験から防火・消防設備の整備・規制が有るわけで、火災リスクがどこから来るか。社会情勢の変化(民泊や裸火を使う機会の減少、至近ではコロナウィルス他)に対応し、「お金を出して安心を買いたい」というニーズをどのように吸い上げるか。ある意味、防災コンサルタント業務に移行するように考えます。
    例えば「いざという時に防火装置の使い方が分からない、消火栓・消火栓の使い方が分からない…」というニーズを吸い上げ、定期的な検査と共に、「試運転のついでに避難訓練や消火訓練、使い方の練習をしますか?廃棄する消火器も折角だから、ピンを引き抜いて握るとどうなるかやってみますか?」と、現状に加え提案型のビジネスモデルが確立すると良いですね。

  • #3

    管理人 (月曜日, 27 7月 2020 09:19)

    >りゅう さん
    いつもコメント有難う御座います!!�\(゜ロ\)(/ロ゜)/✨

    山田バイトに報告したところ『プレゼント、嬉しいです!』とのことでした!(´∀`*)ウフフ♪

    そして甲種3類お疲れ様です!!�
    (昨日Twitter上で3類のブログも作って欲しいとお声あったので非常にタイムリーでして重要な参考資料とさせて頂きます!!�)

    段違いに頭に入れられたとのことで、りゅうさんの合格を管理人は確信しております。�

    引き続き報告お待ちしております!!
    今後とも何卒宜しくお願い致します!!!�

  • #4

    管理人 (木曜日, 30 7月 2020 10:18)

    >名無しさん
    コメント有難う御座います!!٩( ''ω'' )و

    「お金を出して◯◯を買いたい」☜の部分について、火災によって想定される被害に対して備える事での “安心” が本来パッと思いつくところで当てはまりそうな気がしますが、ご指摘の通り「民泊」は用途変更で営業許可を得るに伴って “適合通知書” が欲しがられ、「新型コロナ感染症蔓延下」では非接触の点検つまり “感染リスク軽減” を買いたいといった状況になっているかと思います。

    せっかく設置されている消防用設備等について使い方が分からないというニーズ、これ異常事態だと重く受け止めて「防火コンサルタント業務」の一環として、世間と目の前のお客様に伝えたい、伝えるべきだと思っています。今までは、ただ消防法に基づいて “強制的に” 喚起してもらった需要に対して反応的に供給していましたが、これからは消防設備士が脳に汗して工夫して提案していければいいですね!

    名無しさんの様な消防設備士が、もっと現れて活躍していけば、より早く良くなっていきそうだなぁと思います。
    今後とも、何卒宜しくお願い致します!!�✨