· 

動力消防ポンプの維持管理の大切さと訓練の必要性

動力消防ポンプの入った倉庫
動力消防ポンプの入った倉庫を見かけたことは…?

消防用設備等のメンテナンスが不足すると異常が起こったり有事の際に使用できなかったりするという件は、前ブログ “消火ポンプ水漏れトラブルの調査結果㊙” でも言及しておりました。🚒💨

 

今回の “動力消防ポンプの維持管理がされていない” という問題提起は、管理人の友人である消防士の方と実地に基づき話していた事です。☕(´∀`*)ウフフ💦

 

消防署内でも町内の動力消防ポンプを管理する業務など在る様なのですが『状態が酷い‥。』物が後を絶たないそう。💔

 

皆さんが使用する可能性のある設備の話でして、深刻なので何とか改善していかなければという思いで広報します。📶(;´Д`)📣

◎ 動力消防ポンプの悲惨な管理状態…


動力消防ポンプ 消防署
某消防署に集積された要メンテの動ポン…。

屋外消火栓等の代替設備として設置されている動力消防ポンプについて、現状では自衛消防組織があるような大きな防火対象物以外は “有効に維持管理されておらず、使用不可の状態のまま放置” されているものが散見されているという悲惨な事実があるんです。💔

 

また、点検業者によっては、バッテリーの容量不足や燃料切れが点検時に指摘するのみで、毎年 “当たり前” の様に不良個所として挙げ続けられ、ずっと使用不可のままのケースも…。🔋(;´Д`)📝💦

 

さらに消防法8条〔防火管理者〕第一項にて、政令で定める防火対象物に該当しない建物については、訓練の義務もない為、放水訓練も全く実施されず死んだ状態になっている事が殆どなのです。⛔


◎ 操作方法についての広報は既にある


ほんなら “これからどうするか” を考えなアカンわけですが、弊社長と話していた所『動ポンの使用風景、動画アップロードしてみよか』という意見にたどり着きました。💡

 

しかしコレ、色んな組織・団体が既にやっており、何なら管理人も以前 “動力消防ポンプ設備の操作方法” というブログ記事を更新しておりましたから、現状を変えるに際して効果的ではないのかもしれません。🌐(;´Д`)💦

 

もし当ブログを見られており、動力消防ポンプの維持管理について『…できてへん!』という方おられましたら、沢山YouTubeに用意されている動画を参照し、世話をしてやって欲しいです!🚒💨


◎ 防災業者の “草の根” 活動が重要‥!


消防設備士が点検時に放水 動力消防ポンプ
消防設備士が点検時に放水していますが…。

勿論、権威のある消防士さんが立入検査訓練指導時に、動力消防ポンプの使用を促す事が効果的であるとは思っております。👮💭

 

それに加え、我々の様な消防用設備点検業者は当該建物へ定期的に出入りするのですから、所有者さんに呼びかけたり、従業員さんに放水する事の重要性を伝えていくべきではないでしょうか。💡

 

例えば、時にコチラの点検後の不良個所改修の提案に対して、目先の費用をかけたくないばかりに『消防署から指導されたらするわ…』という想像力に乏しい残念な回答を頂く事があります。💔

 

それに対して、本当に “お客様の為” を考えるなら、すべきである事を防災屋がキッチリ伝えていく必要がありそうです。📢


現代において、病気や交通事故など人間の「寿命を全うせずに早死にする原因」が減少しています。📉✨

 

もちろん火災による死者数も下がっていますが、今後も「人間の身体というハード」を守る消防・防災の分野は必要不可欠でしょう。🔭

 

より最適な防火をする為、消防設備士もまた身体だけでなく脳ミソに汗をかき、各方面と協力して工夫していく必要があるのです。🧠💦

◎『モノ言う消防設備士』の出番です


ニッポン放送買収時に世間を席巻していた村上ファンドの社長であった村上世彰氏は、株主として会社の経営に積極的に口を出すスタイルから『モノ言う株主』と呼ばれていました。💡

 

管理人の持論ですが、今までの消防設備士『広報をサボり過ぎていた』つまり言うべきモノを全然言ってこなかった、そのツケが回りつつあるのではないかと思っています。📰(;´Д`)💦

 

これからは我々の様な防災屋“ただ設置・点検” するという受動的なスタイルから脱却し、お客様へ積極的に最善を考えた提案をしていく事で、社会全体の防火力が高めていくべきだと思っています。📡

 

そして、消防法という強制力に頼りっきりにして業務を進めていった結果、本ブログのテーマの様な「あるけど、使えない」という形骸化が起こってしまっていると思っています。💀💬

 

せっかく “お客様” と “消防機関” の間に入って防火の実務を行う重要な役割を担っているのですから、各所から言われた事だけするのではなく『モノ言う消防設備士』として中身の詰まった仕事をしたいですね。🍎

◎ まとめ


モノ言う消防設備猫
『モノ言う消防設備猫』
  • 権威のある消防士さんが立入検査訓練指導時に動力消防ポンプの使用を促すだけでなく、定期的に当該建物へ出入りする点検業者が“お客様の為” に伝えていく必要があった。✅
  • 今までの消防設備士消防法という強制力に頼りっきりで『広報をサボり過ぎていた』ので、『モノ言う消防設備士』として中身の詰まった仕事をしたかった。✅

コメントをお書きください

コメント: 4
  • #1

    イッパチ (火曜日, 17 12月 2019 21:31)

    消火ポンプではないですが、知り合いの設備員から聞いた話をば。
    「このビルいろいろ設計おかしくてさ、ちょっと風の強い日になるとセットバックにある排風機が逆流して○Fの天井板が異状振動するのね。そこに入ってるテナントがウルサガタなもんだから、まあ『煩い』だの『天井からホコリが落ちて来た』だの。それで前の所長アタマ来ちゃって排風機にブルーシート被せてトラロープで縛ってブレーカー落として、排風機としての機能完全に殺しちゃって。だから消防点検の時だけブルーシート外して目視チェッククリアした上で『こういう事情なんで回さないでくれ、どうしても回すっていうんだったらスイッチ入れて通電確認動出来たら即切って』って、ちゃんとそう言ったのにアイツら規定時間か何か知らんけどうずーっと回し続けて案の定天井板破壊しちゃって。『だから言ったじゃねえか!』それで所長その業者切っちゃって」

    (´;ω;`)ブワッ
    解るけど…
    顧客クレームの矢面に立たされるのはビル管だってのは解るけど…
    (´;ω;`)ブワッ

  • #2

    muko (水曜日, 18 12月 2019 03:54)

    会社員の頃、残念な経験が。
    私のいた工場が火事に、駆け付けると炎上中。自火報押下、大型消火器放射も抑えられない。
    その日は設備保守のため、用水ポンプ&配管点検中で水撒きホース使えず。
    そんな中社内の消防ポンプ到着。真空ポンプオイル無しで揚水できず。町中に響き渡る招集サイレン。
    消防団到着、同じく真空ポンプオイル無し。
    自火報&構内放送を聴いて、手近の消火器を持った従業員が次々到着、同僚が受け取り放射。
    39本で鎮圧した頃、常備消防到着。
    点検は大切です。それ以来自分のできることとして、2系統の用水ポンプは両系統同時に点検しないと。
    ちなみに水は250トンありました。

  • #3

    管理人 (木曜日, 19 12月 2019 13:35)

    >イッパチ 様
    コメント有難う御座います!

    ん~、反応に困る話ですね…。( ;´Д`)

    テナントさんがクレーム入れてきた時点で何か別の改善策を取って頂ければよかったなと思いました。
    あと、建物によっては機械排煙を回すと天井ごと「全てを吸い込む」位の強力さがある場合もあるので注意しないといけないケースはあります。

    それぞれ立場があって言い分もあるかと存じます、それぞれの責任やリスクを鑑みて法令順守した上での最善策が取られればと思います。何か小泉進◯郎さんみたいな中身の無い文になってすみません。

    今後共、何卒宜しくお願い致します!!(・ω・)♪

  • #4

    管理人 (木曜日, 19 12月 2019 13:41)

    >muko 様
    コメント有難う御座います!!(*´ω`)✨

    大変なご経験をされていますね、現状で起こる事が想定される「悪いモデルケース」として多くの方に知って頂きたい内容でもあります。

    あっても無駄、だけでなく実際に有事の際に『あれ、使えない…!』となっては、それを準備する動作も無駄になりますから、常日頃からメンテナンス・訓練しておかなければ何の意味も無い、…どころかマイナスという実態を、た易く想像できる事例かと思います。

    今後共、よろしくお願いいたします!!��