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消防大学校を卒業した友人と話して思ったこと

タマスケ広報課長(4)の卒業アルバム写真
タマスケ広報課長(4)の卒業アルバム写真…。

先日、消防大学校という教育機関を卒業した、某大阪府外消防署の友人とお話する貴重な機会がありました。🎓(´∀`*)ウフフ♪

 

消防設備士の日常業務にて、所轄消防署の消防吏員さんと接しはしますが、どのような心構えであったり、考え方をされているのかといった様な深い部分まで知る事はできないかと思います。💡

 

そこで今回、お話した内容の一部を公開させて頂きます。📣

 

✍(´-`).。oO(以前『大阪市消防局と弊社が癒着しているのでは…』云々のクレームが入った事がありましたが…、、お話したのは大阪府外の消防士さんですし後ろめたい事実関係は一切ありませんので電凸しないで下さいね…。。笑)

消防大学校って何なん…⁉


消防大学校は選考された消防職員の方々のみが通える学校であり、例えば “予防学科” であれば「予防業務に関する高度な知識及び技術‥」を激アツな消防関係の先生方から教わる、云わば “エリート消防士さん専用の研修センター” の様な場所になります。🏫✨

 

校長先生の話も激アツ 消防大学校
校長先生の話も激アツだったとのこと…。

ですから管理人の様な一般人は在席できないのですが、予防学科については毎年日本消防検定協会の方が一人だけ紛れ込んでいらっしゃるそうです。( `ー´)ノ🧂

 

毎年、消防士さんの合計が約16万人であるのに対して入学者が1717人と約1%の選ばれた消防士さんが学ばれており、幹部としての高度な教育訓練が行われるとされています。🧠

 

北は青森から南は鹿児島と全国各地の消防署から消防士さんが消防大学校に入学されており、消防大学校の同期とは毎晩の様に(ピィーッ!!)を飲んでは語り明かす為、自然と仲良くなり横の繋がりが育まれる極めて貴重な機会とのこと。(/ロ゜)/🍻\(゜ロ\)♪笑


“消大” で学ぶことの数々


消防大学校(略して “消大”)の初日、各自のデスクに「講義で使用する教科書や法令集等が山積みになっていた」という写真を見せてもらたのですが、タマスケ広報課長(4)の全長くらいの高さがあり衝撃を受けました…。💔(;´Д`)📚💦

 

消防大学校の教師陣も激アツ
消防大学校の教師陣も激アツ…!

講座の内容も多岐に渡り、未だに旬である民泊における火災や、防火管理者の外部委託などについて等の “座学” の他、消防機器メーカー最大手のN防災さんの研修施設を “見学” するというカリキュラムがあったそうです。(・ω・)ノ📝

 

また、変わり種だなと思ったのが、管轄する区域内で火災が発生した際の取材会見をシミュレーションしたメディア対応の “訓練” もあったとの事です。📺💦

 

最近ですと首里城火災があった際に沖縄の消防士の方々がテレビに出ていたのは記憶に新しいかと思いますが、あの様な場面についても事前の練習があると知れば見方が少し変わりますね。💭


消防士さんのキモチになろう


お話していて『(あ…、こんな風に考えるのか。)』と思ったのが、消防法第5条の3〔消防吏員による防火対象物における火災の予防又は消防活動の障害除去のための措置命令〕等にまつわる “権限の駆使” についてです。🚒💨

 

消防士さんの気持ち
消防士さんの気持ちを考えた事は…?

この “5条の3” と呼ばれる条文は、歌舞伎町ビル火災という44名の死者を出した事件を契機に、元々は消防長・消防署長しかできなかった命令を、消防吏員(りいん)つまり消防士さんもしていいですよ!…と改正されているんです。👮❕

 

歌舞伎町ビル火災の現場の様に、階段に障害物があったり自動火災報知設備の電源が切られていたりといった消防法に違反する状態は、建物利用者だけでなく消防隊の方々をも危険に晒します。🚫

 

その為、消防士さんは自分達を守る為にも能動的に権限を駆使して違反を是正すべきだと考え、 “違反是正≒人命救助” だという理念に基づいて火災リスクに対して先手を打たれているのです。💡


消防設備士が「調整役」に…!


‥となると我々の様な消防設備士が、お客様より消防用設備等の施工・メンテナンスを承り実施した結果、以下の方々の命を守る事に貢献できると思われます。👷💭

  1. 市民の皆様
  2. 消防士さん
弊社の招き猫が担うビジネス上の役割
弊社の招き猫が担う仕事上の役割とは…。

消防設備士には駆使できる権限こそありませんが、営利団体であるが故、商売という正義を掲げて切実に “利益” を求めて行動できるという立場上のメリットがあります。📊\(゜ロ\)(/ロ゜)/🥕

 

これまで一介の消防設備士として『消防署の方が立入検査すれば業務依頼が来る‥営業しなくていいやラッキー。』等と思う事がありましたが、消防士さんからすれば『オメぇ等さ、儲かるんやから積極的に動けや…!』って話なんじゃないかと気付きました。💥

 

お客様の理解を促すような働きかけの中には、民間企業の方が得意な事もあるかと思っていますから、消防関係者様に頼って頂ける様な “好ましい結びつき” を持つ「調整役」になりたいです。🎯✨


防災には「共感」が必要


管理人のバイブルである “幸せになる勇気” というベストセラー “嫌われる勇気” の続編に、他者の意見と自分の意見が一致していると感じるのは、ただの “同調” であり、『他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じるようとすることが “共感” だ。』という様な事が書かれています。📙😲💭

 

他者になりきって感じる姿勢が重要 共感
他者になりきって感じる姿勢が重要‥!

消防大学校を卒業した友人と今回、深く話し合った事で日常業務で接する機会の多い消防士さんに対して “共感” をする際のヒントを幾つも入手した気がします。🎰

 

また、消防大学校への切符を手にする様な消防士さんは激アツであり、その激アツな方が更に消防大学校の超・激アツな先生や仲間と過ごしてハイパー・激アツになっているもんですから、管理人にも激アツが伝わっているのです。💮(´∀`*)ウフフ♪

 

この激アツを多くの方に届けたい‥、その為に工夫しなければと思い、ブログを読んで下さっている皆様へ “共感” を試みた結果、タマスケ広報課長(4)の画像を加工するに至っているのです。💡笑


まとめ


タマスケ女王様♂
  • 消防大学校という教育機関を卒業した、某大阪府外消防署の友人とお話する貴重な機会があり、消防設備士の日常業務で知る事はできない深い部分まで対話した内容の一部を公開した。✅
  • 消防士さんは自分達を守る為にも能動的に権限を駆使して違反を是正すべきだと考え、 “違反是正≒人命救助” だという理念に基づいて火災リスクに対して先手を打たれていた。✅
  • お客様の理解を促すような働きかけの中には、民間企業の方が得意な事もあり消防関係者様に頼って頂ける様な “好ましい結びつき” を持つ「調整役」になりたかった。✅

参考資料


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消防大学校における教育訓練等に関する検討会_報告書.pdf
PDFファイル 1.3 MB
ダウンロード
違反対象物や適合対象物の公表等に係る制度について.pdf
PDFファイル 1.2 MB