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高校生でも合格できる甲種危険物取扱者試験の難易度って!?

“甲種”の危険物取扱者って高校生
“甲種”の危険物取扱者って高校生でも取れるの‥!?

危険物取扱者の資格ですが、ガソリンスタンドでアルバイトをする高校生が乙種4類を取得するケースはよく耳にしますし、管理人自身もそれが動機で高専時代にゲットしておりました。⛽♪

 

小学生が乙種 “全類” の危険物取扱者の資格を取得したという件がニュースになっていましたが、では甲種の危険物取扱者の資格はどれくらいの年齢で取れば早い事になるのでしょうか。⏰

 

資格マニアになってはいけませんが、挑戦するのはアリかと!🎫

 

✍(´-`).。oO(これから危険物取扱者試験にチャレンジようとしている方だけでなく…、、『き…危険物って何!?』状態の方も是非ご一読下さいませ…。。)

乙種危険物取扱者の分類とは…?


危険物取扱者 分類

消防関係法令である危険物の規制に関する政令別表第三にて、危険物は以下の通り第1~6類まで分けられており、それぞれに乙種の危険物取扱者の免状があります。🃏✨

  • 乙種第1類‥酸化性固体
  • 乙種第2類‥可燃性固体
  • 乙種第3類‥自然発火性物質及び禁水性物質
  • 乙種第4類‥引火性液体
  • 乙種第5類‥自己反応性物質
  • 乙種第6類‥酸化性液体

⛽(´-`).。oO(例えばガソリンスタンドに勤務する際には…、、乙種4類の危険物取扱者の免状を取得しますね…!!)


危険物の“全て”を取扱える甲種‥!?


消防設備士と危険物取扱者の免状

(^´ω`^):高校時代に危険物の全類+甲種を取得と、消防設備士の甲種4類と乙種7類を取得した際に気付いた事がありました。💡

 

(管理人):何でしょうか?✋

 

(^´ω`^):危険物の甲種は乙種の1類~6類に分類されている全ての危険物を網羅して取扱う事が認められますが、消防設備士には全ての業務に携わる事できる免状っていうのはありませんね。🎫

 

(管理人):そうですね。消防設備士の甲種特類の試験内容は甲種1類~5類が出ますが是枝社員は3類・4類・5類しか持たずに特類に受かっても1類と2類は工事も点検もできないので注意です。⚠


各種危険物取扱者試験の合格率って…?


✍(´-`).。oO((一財)消防試験センター様のサイトにて公開されている…、、各消防設備士試験の類別合格率を見てみましょう…!!)

 

甲種及び乙種第4類は約40%弱、その他乙種は約70%弱の合格率となっていることが分かります。🌸

 

乙種に関しては表をご覧の通り4類の受験者数が圧倒的に多く、それが他の乙種の類よりも合格率を下げている原因になります。👥💦

 

また、殆どの受験者が先に4類を合格してから他の類を受けるのですが、その際に “科目免除” をする為、4類以外の合格率が高い水準になるという事も挙げられます。🎯(;´Д`)👌


 

(^´ω`^):なんとなく試験の時を思い出してきました。僕は乙種全部取得してから甲種を取ったのですが、乙種は第4類を取得して以降すべて科目免除をしていた為、甲種を受験する際に全ての類の指定数量を覚えるのに苦労しました。

 

(管理人):指定数量はどれくらい持っていたら危険物の免許がいるかって数字ですね。これを超えるか超えないかで全然変わってくるので、うっかり沢山ガソリンとか買うと消防法に抵触する可能性があるので気を付けなければなりません。🚫

甲種危険物取扱者の受験資格


✍(´-`).。oO(甲種危険物取扱者の受験資格については…、、消防法第13条の3にて以下の通り謳われています…!!)

  • 学校教育法にて “大学又は高等専門学校において化学に関する学科又は課程を修めて卒業した者
  • その他 “大学又は高等専門学校において化学に関する学科又は課程を修めて卒業した者に準ずるものとして総務省令で定める者” 
  • 乙種危険物取扱者免状の交付を受けた後、二年以上危険物取扱の実務経験を有する者” 
甲種危険物取扱者試験 受験資格
乙種を複数取れば甲種の受験資格が…!?

加えて、10年以上前に法改正があり、以下の組み合わせの中から4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付を受けた者も受験資格が得られるようになっています。💳

  1. 第1類又は第6類(酸化性固体又は酸化性液体)
  2. 第2類又は第4類(可燃性固体又は引火性液体)
  3. 第3類(自然発火性物質及び禁水性物質)
  4. 第5類(自己反応性物質)

現在はこのルールによって、化学系を専攻していなくても甲種危険物取扱者の受験資格が得られるようになっています。

 

✍(´-`).。oO(危険物取扱者試験に挑戦してみませんか…!?)


危険物取扱者の免状を取得しよう…!


甲種危険物取扱者 取得時 テキスト
管理人が甲種危険物取扱者を取得時に使ったテキスト‥!

(^´ω`^):話しているうちに甲種危険物取扱者を受けた当時の記憶が、だんだんと思い出される気がします。⏰

 

(管理人):消防設備士もそうだけど、法令とかをすべて丸暗記するのは難しいので「あんなんがあったなー」位を頭に入れておいて必要になったら法令集とかを見るといいよ。そうすれば大体のページとかは分かってて直ぐに見つけられるから…。📖

 

(^´ω`^):そういった面でも、資格取得に挑戦しておくと実務に携わった時に楽ができそうですね。💡

 

(管理人):そこら中に危険物や危険物施設はあるので、より知的好奇心が満たされるという点でもオススメですね!💯


まとめ


  • 危険物の甲種は乙種の1類~6類に分類されている全ての危険物を網羅して取扱う事が認められるが、消防設備士には全ての業務に携わる事できる免状はなかった。✅
  • 殆どの受験者が先に4類を合格してから他の類を受けるのですが、その際に “科目免除”をする為、4類以外の合格率が高い水準になっていた。
  • 現在は組み合わせの中から4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付を受けた者も受験資格が得られ、化学系を専攻していなくてもよかった。✅

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コメント: 1
  • #1

    (・是・) (土曜日, 11 5月 2019 08:01)

    学生は勉強することが仕事ですので、学生生活を楽しんで欲しいものです。しかし、学校で勉強する事以外にも興味がある分野の資格や検定があればどんどん挑戦していってほしいです。もちろん、我々「防災屋」としては「消防設備士」や「危険物取扱者」、「電気工事士」と言った資格に興味を持っていただけることが幸いですがそれ以外の資格でもどんどん挑戦していって欲しいものです。
    資格や検定は履歴書に書けるのはもちろんですが就職試験の面接時の話のネタになりますし、それ以外でも話のタネになります。
    学生時代は「社会人になったら勉強する時間が無くなるぞー」と言われていましたが本当でいかにして時間を作って勉強するかが難しくなります。学生時代に遊べるだけ遊ぶのも大事なことだとは思いますが、それ以外の面でも学生時代を大切に過ごしてほしいものです。