
皆様、消火器の近くに掲げてある “消火器の使用方法パネル” を見たことはありますでしょうか。🔍(´∀`*)ウフフ
消防法施行規則第九条の四にて “消火器具を設置した箇所には、消火器にあっては「消火器」と表示した標識を見やすい位置に設けること” と謳われています。📙✨
基本的に大阪市内では “使用方法” も記載したものを設置する事が指導されていますから、それらを一度観察してみましょう。👀♪
✍(´-`).。oO(例えば…、、市外だと◯◯消防署の指導では使用方法は記載無しでも良かったとか云々あるんですよね…。。)
昔のものと今のものを比べてみる
昔の使用法は“文字”で説明されていました。📝
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年3月25日
いつからかは分かりませんが、イラスト付きのパッと認識しやすいものに変わっています。👀♪
消火器の象徴的な見た目を利用しない手はないと、誰かが気づいたんでしょうか。💡 pic.twitter.com/GKtM3ZJYDW
また、イラストによる表記以外にも、屋外にて直射日光による “色褪せ” がしにくいように素材を工夫してある消火器使用法パネルまで登場しているのを見かけたことがあります。🕶(;・∀・)☀
例えばこちらの使用方法パネル、よく見ると板が乳白色というか、若干透明度があったんですよね。オオッとなりました。多分、何か特殊なやつです。笑 pic.twitter.com/6YiiTWUA6b
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年9月26日
また、上記はパネル自体もビスで固定してある為、そう易々と脱落する事もありませんから、長持ちすること間違いなし!です。🔩
蓄圧式の“圧力ゲージ”まで‥!
現在は文字ベースのものだと例えば外国の方だと読めませんから、多言語標示+イラストの消火器使用方法が主流になってます。
図記号やイラストレーションにおける「形を単純化して象徴化する工程」は、対象(意味)を最も象徴する特徴は強調し、それ以外を省略して、形が持つ情報量を最適化する事でもあります。
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2019年1月28日
特徴という点ではこの消火器も興味深い例かもしれません。
蓄圧式が普及したせいか、圧力指示計も表現されています。 pic.twitter.com/U34RWXEcVL
皆様、消火器の圧力ゲージなんて見たことない!という方が殆どかと思います。これを機に一度、ご確認下さいませ。
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年9月26日
そして、引用元のモリタ宮田さんのツイートのクリアな使用方法パネルがカッコいいですね!!使用方法のパネルも実は色々あるので観察し甲斐がありますよ。 https://t.co/mpwjwsxa6x
🎮(´-`).。oO(“クリア” って…、、カッコいいですよね…。。)
消火器のピンを抜くタイミングは…?
✍(´-`).。oO(使用方法パネルは確認できましたが…、、では一体いつ安全ピンを抜けばいいのでしょうか…。。)
ご指名有難う御座います!
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年8月18日
消火器の黄色い安全ピンを抜くタイミングは、殆どの使用方法のパネルで①に記載されていることから、まずピンを抜くのが通説ですね。📍
ただ、消火訓練の現場で一定数起こるのが安全ピンを抜いてからノズルを火元に向ける前にレバーが握られ地面に誤噴射されるケースです(続 https://t.co/VwFMklEUUA
初心に戻り考えてみますと、もっとも怖いのが安全ピンの外し忘れで消火薬剤が噴射できないという事態‥。
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年8月18日
ピンポンパンという、消火器使用時の手順指導の語呂も、まずピン!の意味合いが強いかと。💬
先日、西成消防署で使用方法が無料配布されていましたから、お持ちの消火器の近くに設置下さいませ。 pic.twitter.com/FOH3OZeLVC
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2018年8月18日
((((;゚Д゚))))🔫
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2018年8月18日
💣(´-`).。oO(オカン様…、、物騒なモノを…。。笑)
あと、水消火器の消火訓練の際に最も多いミスが『ピンを抜いて直ぐに握ってしまい、地面に噴射する。』です。⛲
ピンを抜いて『ヨシ!消したるで!』と早まらずに、次はノズルを火の根元(燃えているモノ)に向けて狙いを定めて下さいね。
消火器関連の“英語”に注目すると覚えやすい!
一般的なABC粉末消火器などを前提にしますと、操作手順のサインなどにはPull-Aim-Squeeze-Sweepそれぞれの頭文字を取った「PASS」という表現で説明される事があります。
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2019年1月18日
尤も、握る対象はSqueeze the "handle"とSqueeze the "lever" どちらの言葉も使われており、形によってはtriggerの例もあります。 pic.twitter.com/8XEbIHIJW8
機能の事実とは仰る通りで、handleは取っ手と訳せます。また、廃消火器を複数本持つ際はこの下レバーを各指に乗せたりします。片手で最大4本持てます。そして噴射時に握る事によって動くのは実は上レバーのみなのですが、消火器の使用方法パネルには上下レバーに矢印が付されているものが多いですね。 pic.twitter.com/e4AYvPVKfS
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2019年1月17日
(´-`).。oO(すごい “P・A・S・S” って覚えやすいし…、、消火器を使用する上で大事な “Sweep” の動作が自然と入ってくる…!!)
英語で覚えると、英語も覚えられるので一石二鳥で勉強に!🐓♪
まとめ
- 消防法施行規則第九条の四にて “消火器具を設置した箇所には、消火器にあっては「消火器」と表示した標識を見やすい位置に設けること” と謳われており、大阪市内では “使用方法” も記載したものを設置する事が指導されていた。✅
- 現在は文字ベースのものだと例えば外国の方だと読めませんから、多言語標示+イラストの消火器使用方法が主流になっていた。✅
- “P・A・S・S” って覚えやすいし…、、消火器を使用する上で大事な “Sweep” の動作が自然と入ってくる、英語の語呂合わせで使用方法が覚えられた。✅
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aki (月曜日, 11 2月 2019 02:55)
クリアの消火器標識って大丈夫なんですかね?
赤地に白字の規制に引っかかるような、、、
管理人 (火曜日, 12 2月 2019 11:07)
>akiさん
コメント有難う御座います!
白背景に赤字という決まりは探したところ見つからないのですが、如何でしょう。
参考:消火器の技術上の基準を定める省令
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=339M50000008027#C
しかし使用方法パネルって色々なパターンあるのにどれも大体、白背景に赤字ですから条例か何かで指定しているところはあるかもしれませんね。