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屋内・屋外消火栓の放水時は“消火ポンプ遠隔起動ボタン”を押して!

消火栓ボックスの中にある遠隔起動ボタン
消火栓ボックスの中にある遠隔起動ボタン‥。

消防法施行規則第12条〔屋内消火栓設備に関する基準の細目〕7のへにて、消火ポンプの “起動装置は、直接操作できるものであり、かつ、屋内消火栓箱内部又はその直近の箇所に設けられた操作部自動火災報知設備P型発信機を含む。)から遠隔操作できるものであること。” と謳われています。📙(´∀`*)ウフフ

 

屋内・屋外消火栓防火対象物の至る所に設置されていますから、それを使用する為に逐一ポンプ室に行って消火ポンプを起動させなくてもその場で遠隔起動できるようにと定められているわけです。👉🔘

 

ところが、この遠隔起動ボタンの認知度が低いという異常事態Twitter上にて発覚してきたので、声を大にして広報します!📣

◎ 消火栓使用方法の穴埋めをガチレスした結果…


上記のようなツイートの応酬をさせて頂いたところ、消火栓の遠隔起動ボタンの部分について本当に知られていないことが分かってきました。🐥💦


◎ 遠隔起動ボタンが押されず消火栓が活用できなかった事例


遠隔起動ボタンを押して放水圧 消火栓
遠隔起動ボタンを押して放水圧を確保!

実際に消防法の改正にも影響を与えているアスクルの倉庫火災(埼玉県三芳町倉庫火災)の際には、遠隔起動ボタンが押されずに消火活動が出来なかったという事例が報告されています。

 

屋外消火栓による消火を試みる際には、必ず消火ポンプ“遠隔起動ボタン”を押して放水圧を確保してから、ホースを延長し、バルブを開放しなければなりません。

 

消火訓練の大切さが見直される一件となりました。💡

 

また、このような事が今後起こらないように、弊社のような業種の人間が日常的に広報・啓蒙する事も大事だと思っています。📣


◎ 消火栓“使用方法”大喜利の様子


💯(´-`).。oO(何ですかコレ…、、面白過ぎるでしょ…。。)


◎ ボタンを押す人とバルブを開ける人‥


✍(´-`).。oO(オカン様も指して下さっている “遠隔起動ボタン” を押すことはご理解頂けたかと思いますが‥、、バルブを開けるのも忘れてはなりませんよ…!!


◎ 消火栓の“操作方法”標示にも変化が…


✍(´-`).。oO(まずボタン押した方が…、、と考えられた結果…。。)


◎ ちなみに消火ポンプってのはコレ!


まず屋内・屋外消火栓の“消火ポンプ”を起動
まず屋内・屋外消火栓の“消火ポンプ”を起動‥!

消火ポンプ “遠隔起動ボタン” は即ち、消火ポンプ室にあるコイツを動作させるためのモノになります。⚡(;・∀・)👉

 

動力200Vのパワフルなコイツが動くことで、消火水槽から大量の水を吸い込み、配管へ吐き出してくれるわけです。💪✨

 

もし、この消火ポンプを動かさずに消火栓のバルブを開けても、配管内に元からあった水が出てくるのみですから、殆ど消火の役には立ちません。⛲(;´Д`)💔

 

🔑(´-`).。oO(エンジンかけないと‥、、車が走らないのと同じような事ですね…。。)


◎ まとめ


  • 遠隔起動ボタンの認知度が低いことがTwitter上にて発覚し、弊社のような業種の人間が日常的に広報・啓蒙する事も大事だと思った。✅
  • 消火ポンプを動かさずに消火栓のバルブを開けても、配管内に元からあった水が出てくるのみで殆ど消火の役には立たなかった。✅