· 

住宅用消火器の色に関する議論まとめ

東京国際消防防災展で展示されていた住宅用消火器
東京国際消防防災展で展示されていた住宅用消火器

モリタ宮田工業様が “+maffs” というブランドを立上げ、蔦屋書店様より販売された “白と黒の二色展開の住宅用消火器” が、Twitter上で話題になっていました。❕((((;゚Д゚))))💻

 

これまでずっと住宅用消火器に関しては、日本でも赤色でないものが普通に販売・設置されていましたが、今回は一体何が違ったのか、このブログ記事にて各ツイートを含む情報を整理することで紐解いていきたいと思っています。💡

 

✍(´-`).。oO(やはり前記事 “排煙窓オペレーターに関するTwitter上の議論まとめ” の時と同様に(ピーッ!)な意見も一部目立ってしまっていたので…、、専門家の立場から140字では収められない意見なども述べさせて頂くこととします…。。)

マフスに纏わる否定的意見2つ


住宅用消火器“+maffs”は白・黒の二色
住宅用消火器“+maffs”は白・黒の二色のみ‥!

参考:+maffs

この “+maffs” について今回『おい!消火器のクセに赤くねえじゃねえか(ピーッ!)』という意見が飛び交っていたのですが、それらが言いたいところは以下の二点に絞られるかと思いました。📝

  1. 赤色でないと見つけにくい!
  2. 消防法上、赤じゃなくていいの?

尤も、冒頭でも述べました通り赤色でない住宅用消火器は昔からあったのですが、それらに対しては意見を遡及しないこととし、今一度 “住宅用消火器” について考えてみます。

 

✍(´-`).。oO(改めて‥、、住宅用消火器が注目されるなんて最高の機会だ…。。


住宅用消火器の問題点


まず、皆様のご家庭には消火器はあるでしょうか?まず一度、思い出してみて下さい。⏰

 

余程、防災意識の高い方で無い限り “どこにあるか分からない” もしくは “そもそも持っていない” のではないでしょうか。💔(;´Д`)💦

 

住宅用消火器が抱える重大な問題点として、購入され一時的に設置されたとしても、その多くがいつの間にか人目につかない箇所に追いやられてしまい “あっても意味がない” という状態なっているという事があったわけです。

 

✍(´-`).。oO(それを解決できるかもしれない一つの形として “+maffs” というブランドとして再提案・新発売されたんですよね…。。)

 

 

 

業務用の消火器に関しては、消防法上で消防用設備の設置義務の生じる防火対象物に設置されていますが、その設置場所を決定した上で消防検査をクリアし、定期点検をすることで適切な状態が維持されるという仕組みが出来上っているので、まだ “マシ” です。🏢

 


“色” について


 

赤色は “消防” や “危険” を意味する分野で使われることが多い色ですが、それが効果的な状況というのも様々かと思います。🚨

 


 

先日、モリタ宮田工業さんの方とお話する機会がありましたが『いやあ、若い方に凄い人気みたいですねえ+maffs。こっちからしたら “キッチンアイ” の色違いじゃん!って思っちゃうんだけど違うみたい。と仰っていました。🌐笑

 


本件は云わば住宅用消火器に関する再提案で “設置のされ方ごと売られている” ようなものであり、販促活動も従来と異なった切り口で行われているものですから、従来よりあるキッチンアイ等のカラーバリエーションのある住宅用消火器とはまた違うものになっていると思っています。🌈(´∀`*)ウフフ✨

消防法上における消火器“色”の指定は?


まず補足なのですが、以下のツイートをされているのはモリタ宮田工業さんの実際の社員の方で、個人名で企業アカウント的な役割を担うという新しいスタイルで広報されています。🗽♪

 

 

つまり+maffsの首謀者がコチラの北里 憲さん(@KENKTZT)であり、プロ中のプロというわけです。👔✨

 

そして、北里 憲さんもツイートされている通り業務用消火器は “消火器” の外面は25%以上を “赤色仕上げ” にしなければいけないと規定されていますが、住宅用消火器はそれに該当しません。💡

 

詳細は消火器の技術上の規格を定める省令にて定められており、その第一条の二にて “消火器” と “住宅用消火器” が区別してそれぞれ謳われています。📁

参考:消火器の技術上の規格を定める省令

 

これにより、ご家庭用の住宅用消火器におけるデザインに幅がもたらされ、より飾るように設置して頂く工夫が可能になっているわけです。🎨

 

✍(´-`).。oO(宜しければ随分前に行った…、、 “第一回消火器アート” についての記事もご覧くださいませ…。。)


住宅用消火器が持つ可能性と大切さ


 

✍(´-`).。oO(こちらのツイートの住宅用消火器はたまたま手元にあった私物を用いて言及させて頂いていたのですが…、、そういえばグレーっぽい色味で赤色ではありませんでしたね…。。)

 

以前から家庭で多く発生する “天ぷら油火災” には強化液タイプの住宅用消火器を用いた消火が有効ですよ!等の広報はしていたのですが、今回の+maffsに纏わるバズで改めて住宅用消火器を含む防災に関する継続的な広報の重要性、それの工夫次第で潜在している可能性が引き出せると気付く事が出来ました。📲

 


今こそ住宅用消火器の設置を!


何故、消防法という法が定められているかを考えると「人の想像力が不足しているのを補う為」と結論付けられるかと思っています。🚒

 

モリタ宮田工業 住宅用強化液(中性) 消火器 キッチンアイ

法的強制力を持ってしなければ『自分は大丈夫』『何かあったらその時』等と何の根拠もなく楽観的に考えてしまうバイアスが発生し、その為に対策を怠ってしまい、そして来るべき “万が一” が身に降りかかった際に強烈な後悔の念に苛まれてしまうという事が往々にして起こるからですよね。🔥

 

そして、現在 “住宅用火災警報器” については設置義務が定められましたが、一方 “住宅用消火器” に関しては未だ消防法上での設置義務はありません。📝

 

つまり住宅用消火器は、自ら起こりうる悲劇を想像し、納得した上で “自分で” 設置しなければならないわけです。💭

 

このブログを見られた方が『あの時、行動しておけば…。』と後悔されない事を願っています。もし未だ設置されていないようでしたら、これを機に “+maffs” されてみては如何でしょうか。💡


まとめ


  • モリタ宮田工業様が住宅用消火器に関する再提案で “設置のされ方ごと売られている” ような +maffs” というブランドを立上げ、蔦屋書店様より販売された “白と黒の二色展開の住宅用消火器” が、Twitter上で話題になっていた。✅
  • 住宅用消火器が抱える重大な問題点として、購入され一時的に設置されたとしても、その多くがいつの間にか人目につかない箇所に追いやられてしまい “あっても意味がない” という状態なっているという事があった。✅
  • 住宅用消火器は、自ら起こりうる悲劇を想像し、納得した上で “自分で” 設置しなければならなかった。✅