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消防水利は広いな大きいな

消防隊放水ショー
消火活動に必要な“水源”の種類は…。

“消防水利” の標識は至る所で見かけることができますが、その種類や設置基準についてご存知の方は少ないかと思います。⛆👀💦

 

そしてもう一つ、“消防用水” という括りがあります。⛲

 

よく “防火水そう” を点検時に確認することがありますが、点検報告書の分類では “消防用水” となっているんですね。 📝✨

 

大体想像がつくかと思いますが、“消防水利” や “消防用水” は消防隊の方が消火活動を行う際の水を確保する為の水源を指します。🚒

 

ただ、分類がありますので、続きにそれを記していきます。✎

“消防水利”の分類


消防水利の標識
消防水利の標識を見かけたことはありませんか…?

“消防水利” の分類ついて、消防法第二十一条第一項に以下の通り定められています。🛀♪

  1. 消火栓
  2. 私設消火栓
  3. 防火水そう
  4. プール
  5. 河川、溝など
  6. 濠、池など
  7. 海、湖
  8. 井戸
  9. 下水道

⛲(´-`).。oO(防火水そうは…、、消防水利の一つです…。。)


1. 消火栓


大阪市の消火栓
大阪市の消火栓。

街を歩いたり走ったりしていると、一定間隔でこのような消火栓のマンホールがあることに気付けます。👀♪

 

🗼(´-`).。oO(そんなに下ばっかり…、、見とる人おらんやろ…。。笑)

 

この消火栓の設置間隔も、消防法第二十条第一項の規定に基づいて、消防水利の基準第四条で定められております。📝

 

また、同法で『配置する消防水利は、消火栓のみに偏することのないように考慮しなければならない』とあります。🚒💦

 

水源が消火栓ばかりだと、水道の給水がストップしてしまった時に同時多発的に使用不可になってしまうからだと推測されます。⛲

参考:大阪市


2. 私設消火栓


神社にあった消火栓
神社にあった消火栓。

屋内” でも、“屋外” でもなく…“私設” です!👂✨

 

1. のマンホール等の消火栓は “公設栓” に分類され、私有地内にある消火栓がこの “私設消火栓” に分類されるようです。💡

 

参考:コトバンク 私設消火栓

 

また、写真のように地上へニョキッと出てきているのが “地上式消火栓” といい、大阪市内ではあまり見かけませんね。(;・∀・)🐙

 

マンホールの中にある “地下式消火栓” の方が、邪魔にならずに済むのは明確ですが、一つ厄介なのが降雪地帯では冬場に雪で埋まってしまう事です。⛄💔

 

その為、仕方なくニョキッと出ている地方もあります、ご理解ご協力の程よろしくお願い致します。🗼


3. 防火水そう


防火水槽は英語で“FIRE CISTERN”
防火水槽は英語で“FIRE CISTERN”

“防火水そう” は、主にマンホールの中に水が入っているのみのシンプルなものです(消火水槽のようにボールタップも無い…)。🗽♪

 

消火の際はマンホールを開けて、消防ポンプ車や動力消防ポンプなどで水を吸い上げてやる必要があります。📯✨

 

その設置基準ですが消防法施行令第27条にて、以下の通り定められています。📝

  • 敷地面積が20,000㎡以上の建築物で、床面積が耐火建築物は15,000㎡以上、準耐火建築物は10,000㎡以上、その他の建築物は5,000㎡以上
  • 高さ31mをこえ、かつ、地階を除く延べ面積が25,000㎡以上のもの

参考:㍿立売堀製作所


4. プール


プールサイドで黄昏る消火器
プールサイドで黄昏る消火器。

冒頭で記した “消防用水” という単語の定義について、消防法施行令第27条にある条文を以下に記します。📝✨

  • 消防用水は、防火水槽またはプールその他これらに類する形態(河川、海などは、原則として除く。)を有するものとすること。

つまり、消防用設備点検報告書でお馴染みの “消防用水” は防火水槽とプールを示しているというわけです。👙

 

また、消防用水において、地盤面下4.5m以内に設置されているものについては “採水口” を設けてあることがあります。👄

 

採水口は所要水量によって数が決められており、20㎥では1個、40~100㎡では2個、120㎡以上では3個設置することになっています。🔢

参考:横浜市


5~7. 自然の水源系


海から吸い上げた水を噴射する“消防艇”
海から吸い上げた水を噴射する“消防艇”たち。

5. 河川、溝など

6. 濠、池など

7. 海、湖など

 

以上の自然が近くにあると、それが水源として認められることがあります。⛳

 

以前、動力消防ポンプを港湾の倉庫に設置する事案があったのですが、その防火対象物のすぐ裏に “海” があり、それが水源として認められておりました。🌊✨

 

海水を吸い込んだら、ポンプや消防ホースの掃除が超大変になるという厄介さがありますが、初期工事として高価な消火水槽を設置しなくてもよい事は随分大きな利点ではないかと思います。💸

 

🚢(´-`).。oO(大自然への見方が…、、水源に早変わり…。。)


8. 井戸、9. 下水道


防火水槽 井戸
今どき“井戸”なんて無いでしょ!

有事の際はとにかくポンプで水を吸い上げて、炎に向けて放水できればええんや…と言わんばかりに水源として “井戸” や “下水道” という破天荒なメンツも名を連ねています。🍜💦

 

💩(´-`).。oO(特に…、、下水道ェ…。。)

 

実際に使われたことがあるかは知りませんが、法的にはOKになっているというのは学びですね。🏫

 

そうそう井戸で思い出しました、井戸水と言うのは年間を通して殆ど一定の温度だそうですが、夏に飲むと冷たく感じ、冬に飲むとぬるく感じるのだそうです。🍸

 

このような客観的事実に対して、私たちは主観的に感じ取っている事から、幸・不幸も自分が作った錯覚だと、嫌われる勇気という本で述べられていました…あれ、文字数を稼ぐために余計な…。📚


消防水利写真集


動力消防ポンプと防火水槽の模型
動力消防ポンプと防火水槽の模型。
道路標示で“防火水そう”
道路標示で“防火水そう”を…。
防火水そうのマンホール埋まってる
絶対防火水そうのマンホール埋まってるやん…。

“採水口”たち


送水口だけじゃないよ!採水口あるよ!
送水口だけじゃないよ!採水口あるよ!
水道由来の採水口と地下水槽の採水口
水道由来の採水口と地下水槽の採水口。
何か雰囲気出してくる採水口
何か雰囲気出してくる採水口。

防火水そうマンホール開けてみた(点検)


固着するマンホール
定期的に開けてやらんと固着するマンホール。
蓋を開ける工具でマンホール
専用の蓋を開ける工具でマンホールOPEN。
消火用の水があることを確認
ちゃんと消火用の水があることを確認。

個性豊かな消火栓マンホールを一挙大公開!


四角いマンホールに消防隊の方2人の絵
四角いマンホールに消防隊の方2人の絵。
神戸市 マンホール
神戸行ったとき同じマンホールの写真違うとこで撮ってたわ。

尾道のマンホール
あの尾道のマンホール。
富田林市のマンホール
あの富田林市のマンホール。
由比のマンホール
由比ヶ浜カイトでお馴染みの由比の…。

大宮のマンホール
大宮のマンホールは何かレトロ。
OSAKAのマンホール大阪
やっぱりOSAKAのマンホール。

マンホールの近くは駐停車禁止!


ロードコーン(〇ラーコーンは商標名!)
ロードコーン(〇ラーコーンは商標名!)とも違う物。

上のマンホールのうち幾つかに “駐車禁止” の文言が記載されていることにお気づきになられましたでしょうか。👻✨

 

道路交通法第45条第1項第4号に、以下のような文言が謳われています。📝‼

  • (駐車を禁止する場所)車両は道路標識等により駐車が禁止されている道路の部分及び次に掲げる道路の部分においては、駐車してはならない。

そして、上記の “次に掲げる部分” については以下の通りです。💉

  • 消火栓・指定消防水利の標識が掲げられている位置又は消防用防火水槽の吸水口もしくは吸管投入孔から5m以内の部分

つまり、消火栓や防火水槽から5m以内の場所に車を停めると、違反になります。🚗(;´Д`)💔💦


石井マークさんのツイートにも…。


🎈(´-`).。oO(石井マーク様のTwitterでも…、、“消防水利” の標識が取り上げられています…。。)

 



まとめ


  • “消防水利” や “消防用水” は消防隊の方が消火活動を行う際の水を確保する為の水源を指しており、防火水そうは消防水利の一つであった。✅
  • 消防用水において、地盤面下4.5m以内に設置されているものについては “採水口” を設けてあった。✅
  • 消火栓や防火水槽から5m以内の場所に車を停めると、道路交通法違反になった。✅