· 

屋内消火栓用配管と“兼用”の連結送水管耐圧試験

同じ配管に屋内消火栓と連結送水管のテスト弁
同じ配管に屋内消火栓と連結送水管のテスト弁がある。

大型の防火対象物では、屋内消火栓連結送水管という水系の消防用設備の設置義務が両方生じてきます。🏢(;´Д`)‼

 

この場合、各々別で配管をしても勿体無いので、屋内消火栓連結送水管の配管は兼用できることが認められています。🍡✨

 

そして、この兼用の際にもう一つ “お得” なのが、『連結送水管耐圧試験を兼用の部分のみ省略できる』という所です。💯

 

正確には、連結送水管の “送水口から屋内消火栓の配管と接続される前の逆止弁までの耐圧試験でよい ”とされています。📝

 

✍(´-`).。oO(何かモンハンの “フルフル” みたいな画像…。。)

配管兼用の場合の耐圧試験


連結送水管の放水圧力計測中
連結送水管の放水圧力計測中…。

連結送水管の配管が “専用” の場合の耐圧試験は、最上階の放水口もしくはテスト弁に圧力計を接続して、地上の送水口から加圧送水を行うというのが一般的な点検方法です。🔎

 

この時、地上から配管内にポンプを用いて加圧送水しているにも関わらず、圧力が上がらなかったり、時間が経過すると圧力が低下してしまっていたりという現象がみられると、配管から “水漏れ” していると判断されます。💔(;´Д`)💦

 

ところが、消火栓の配管と兼用ですと、このように連結送水管の放水口やテスト弁に圧力計をつけて観測せずとも、水漏れなどのトラブルが無いと判断しても良いことになっています。🚥♪


屋内消火栓のポンプ起動で圧力かかってる!


消火栓ポンプ遠隔起動ボタン
油ギトギトの消火栓ポンプ遠隔起動ボタン。

そもそも、何故 “配管兼用” した場合に、その部分の耐圧試験を省略できると思いますか💡(・・?

 

その理由として『消火栓ポンプを起動した際に、配管全体に圧力がかかっているから』という事が挙げられるでしょう。⏰

 

また、屋内消火栓の配管径は通常40Aですが、連結送水管の配管と兼用されている場合はそれより太くなっていますので、加圧送水する力も大きめで設計されていると思います。🔢

 

その為、屋上のテスト弁で屋内消火栓の放水試験ができれば、まず連結送水管の放水口からも同等以上の放水が可能であり、消防隊の方が消火活動をされるにも十分であると考えられます。🚒💨

 

✍(´-`).。oO(細かい事を言うと…、、屋内消火栓連結送水管の放水圧力は異なりますが…。。)


近くの逆止弁まででOK!


逆止弁は“チャッキ”
逆止弁は“チャッキ”とも呼ばれます…。

消火栓の配管と “兼用” の部分は省略できますが、一部連結送水管 “専用” になっている部分の配管のみ耐圧試験をする必要があります。🎈

 

その専用部分についてですが、連結送水管の送水口近くの “逆止弁” から送水口までの区間が該当します。🚵💨

 

なぜなら、文字通り “逆止弁” 以降は水が逆流しないようになっている為、そこから送水口までは消火栓ポンプを起動しても水が入っていかない箇所となっているからです。⛲

 

専用部分の耐圧試験をする際は、この逆止弁以降に水が行かないように近くの仕切弁(バルブ)を閉めて、送水口から加圧送水を行います。📦

 

✍(´-`).。oO(仕切弁が無い場合は…、、諦めましょう…。。)


仕切弁を探せ!


仕切弁(バルブ)の位置
仕切弁(バルブ)の位置を示すメッセージが…。

仕切弁(バルブ)が無ければ “兼用” の部分も耐圧試験をすることになりますので、その位置を確認する必要があります。👀❕

 

まず、見つからないのではなく本当に無いという可能性も無きにしもあらずですので、初めて行く物件などの場合は設計時の配管系統図を見せてもらいましょう。📰💦

 

そして、設計図に仕切弁が記載されていても、マンホールの中にありそれが土で完全に埋まっていたり、室内の床下のあるにもかかわらず点検口が家具で塞がっていたりとアクセスできないケースもあります。🚫

 

屋上に圧力計をつけて地上から加圧送水する方が楽!と言うのであれば、それの方がベターですね。⏰(;´Д`)👌✨

参考:総務省消防庁 消防予第281号 問4


加圧送水の手段いろいろ


🚒(´-`).。oO(送水口から圧力をかけて水を送る為のポンプにも色々…。。)

 

消防ポンプ車


背中のタンクの水が無くなったら “防火水そう” から水を吸い込んで、それをポンプで送ります。⛲

 

“消防ポンプ車”
実際に消防隊の方が使用する“消防ポンプ車”
消防ポンプ車にも“放水口”
消防ポンプ車にも“放水口”って書いてありますよ…。

連結送水管耐圧試験機


連結送水管耐圧試験機を使い場合には、以下の点を予め確認する必要があります。📝💦

  1. 使ってもいい水道 (配管内を水で満たす為)
  2. 電源 (機械を動かす為)🔌

これらが確保できなければ、ポンプ車を手配して耐圧試験をしなければなりません。🚒

マルヤマエクセル社の専用耐圧試験器
マルヤマエクセル社の専用耐圧試験器。
連結送水管耐圧試験
なんか弁類が多いなあ…。

1類の消防設備士免状取得のススメ


管理人スプリンクラー設備連結送水管屋内・屋外消火栓などの水系消火設備施工に携わる為、資格取得した際に使用した参考書を紹介します。📢♪

 

📚(´-`).。oO(結局のところ…、、これで十分でした‥。。)

 

1類は損失計算など、設計をしない限り実務で触れる機会がないことも出題されるため、それになれる必要があります。🔢💦

 

しかし、ここで一度勉強しておくと、1類消防設備士を取得してからの着工届作成時に少し楽になるかと思いますので、惜しみなく理解に努められればと思います。💪♪

 

まだ、テキストをお持ちでない方は "消防設備士1類 超速マスター" ←のリンクよりお求め頂けます。

 

弊社ブログをみた事がきっかけで、未来の消防設備士が一人でも増えれば本望で御座います。🌠✨


まとめ


  • その理由として『消火栓ポンプを起動した際に、配管全体に圧力がかかっているから』という事が挙げられた。✅
  • 送水口近くの “逆止弁” から送水口までの連結送水管“専用” になっている部分の配管のみ耐圧試験をする必要があった。✅