· 

"発信機"の種類と設置基準

"発信機"とはベルを鳴らす押し釦(ボタン)
"発信機"とはベルを鳴らす押し釦(ボタン)のこと…。

火災報知器と言えば…で一番に思い出されるのが、この "発信機" である方々も少なくないでしょう。🔘☜(´∀`*)ウフフ

 

本体に "火災報知機" と記載されている通り『他のボタンと違って、押したらマズイことになるよ!』と主張しております。🚨

 

また、上記の文章で火災報知「器」と「機」が早速織り交ざっておりますが、基本的には「器」の方が業界内では用いられることが多いですね。🍳💦

 

✍(´-`).。oO(設計図を書く時にも、発信機の種類や位置は気にするポイントの一つでして…、、以下でご紹介させて頂くこととします…。。)

発信機の"設置基準"


発信機も法令遵守
よく見る発信機も法令遵守されています…。

発信機の設置基準は大まかに以下の通りです。💡

  • 各階毎に、その階の部分から一つの発信機までの歩行距離50m以下となるように設ける。
  • 防火対象物の通路の壁面など、比較的人目につきやすい箇所に設ける。
  • 発信機の設置高さは、押し釦が床面から0.8m以上1.5m以下の範囲になるように設ける。
  • 赤い色である。

また、地区音響(ベル)が各階毎に、その階の部分から一つのベルまでの水平距離が25m以下となるように設置基準が定められている為、迷路でもない限り、ベルと同じ位置であれば、法令に則ることができます。🔔


NG集


0.8m以下の位置に発信機
床面から0.8m以下の位置に発信機が…。
発信機を白で塗った
なぜ発信機を白で塗ってしまったのか…。

発信機の"種類"


☜(´-`).。oO(これはどれだろう…、、ってな具合で触りすぎて押さないようにして下さいね…。。)笑

 

P型の発信機


P型1級の発信機には"電話ジャック"
P型1級の発信機には"電話ジャック"が…。

どうせ全部一緒でしょ…と思っている皆様、種類があります。💡

  • P型1級の発信機

⇒P型1級の自動火災報知設備(警戒区域数5回線以上)に取付られる発信機で、受信機と通話できる電話ジャックがある。📞

 

  • P型2級の発信機

⇒P型2級の自動火災報知設備(警戒区域数5回線以下)に取付られる発信機。

 

上記はいずれも屋内だけでなく "屋外" にも設置される可能性があるので、防雨型というパッキンが付いているだけで価格が吊り上げられている代物もあります。☔(;´Д`)👌

 


"T型" 発信機の "T" ってまさか‥☎


非常電話の受話器を取ると火災信号
非常電話の受話器を取ると火災信号が…。
  • T型発信機

⇒電話タイプの発信機で、非常放送設備のある建物に設置可能な発信機。受話器を取ると火災信号が送られる。🚥

 

画像にもありますが、いわゆる ”非常電話” ですね。☏♪

 

コイツ自体 ”発信機” を名乗っている通り、非常電話と表示灯のみが設置されているケースも多々あります。🚨

 

☜(´-`).。oO(画像のケースは…、、ボタンを押しても火災報知機を作動させられますよという事なのか…。。)

 

また、昔は "M型発信機" という所轄消防署に直通の発信機が街中にあったそうですが、イタズラ通報が多く絶滅した模様…。💔


"ガード"は無いとダメ?


DIYで発信機に付けられたカゴ
DIYで発信機に付けられたカゴ…。

体育館や倉庫など、モノが当たるリスクがある箇所にある発信機や表示灯には "ガード" が設けられていることが多いです。🏀💨

 

これを「つけなさい!」という法的な根拠は無いですが、「つけてもいいですよ。」という商品はあります。🏪

 

ガードにも型式と機器図があり、製品とピッタリ合うものが売られていますので、そちらを使用することをお勧めします。💯✨

 

たまに、DIYでカゴのようなものが貼りつけられていることがありますが、施工時に "着工届" を提出した際に証明している "型式認定品" である機器を触りすぎると "改造" に該当して不適合…というような解釈にもなりかねませんので注意です。🚫


貴様…さては◯◯タイプだな…!!


以前、消火栓ボックスを仕入れて関東に送るという機会がありまして、製作所さんに『関西タイプと関東タイプどっちにしますか?』と聞かれたことがありました。🚨

 

どちらもお馴染みの形でしたが、まさかエリアで分かれているとは思いませんでした。((((;゚Д゚))))🗾笑

 

値段も同じで、どちらも勿論 ”合法” なので、お客様に『関西タイプと関東タイプ、どちらにしますか?』と一応聞いてみましたところ…、『どっちでもええわい!!』とのお返事を頂いたことを覚えています。📝💦笑

発信機の位置は関東と関西
発信機の位置は関東と関西で変わる。
衝撃から発信機や表示灯を守る"ガード"
衝撃から発信機や表示灯を守る"ガード"

まとめ


  • 発信機の設置基準は、その階の部分から一つの発信機までの歩行距離50m以下で押し釦が床面から0.8m以上1.5m以下の範囲になるように目立つ箇所に設けた。
  • 塗装やDIYでカゴをガード代わりにつけると、施工時に "着工届" を提出した際に証明している "型式認定品" である機器を触りすぎると "改造" に該当して不適合…になりかねなかった。
  • 消火栓ボックスの発信機の位置には、関西タイプと関東タイプがあった。