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TOKYO国際消防防災展2018レポート【後編】

空飛ぶ"キュータ"君
空飛ぶ"キュータ"君が愛らしいですね…。

さて、"TOKYO国際消防防災展2018【前編】" に引き続きまして、後編の記事となります。📝(^^)/✎

 

画像左で空を飛んでいるのは "キュータ"君という、東京消防庁のマスコットキャラクターらしいです。🗼

 

東京消防庁のページに「赤いスーツは、未来の消防服で活動性に優れており、消防の赤のイメージで勇敢さと精悍(せいかん)さを表しています。」と記載されています。🚒❕

 

どちらかというと "ヘルメットに目が付いている" 所に未来を感じますし、脱いだらどうなるのかと考えると、やはり未来を感じますし、思わずコスモを想像してしまいますね。🌎✨

旬のモノ ~店舗向けの消火設備~


2018年の3月末に、糸魚川大規模火災の経験を踏まえた “延べ面積0㎡” から消火器の設置義務化の法改正がありました。♲

 

「火を使用する設備又は器具」があれば消火器を設置しますが、こちらの自動消火装置の方が高い効果があると考えられます。✅

 

ただ、この法改正と同時に作成されたのが "消火器点検アプリ" なので、この自動消火設備のみを設置することで合法かといえばそうではないのかもしれませんね(スミマセン、分かりません)。💔💦

 

🔥(´-`).。oO(展示にも…、、~参考出展~ってかかれていますし…。。)

 

この法改正を機に、防火の意識が高まっていけばと思います。🗾⤴

 

参考:消防法施行令の一部を改正する政令(案)等に対する意見公募の結果及び改正政令等の公布

   小規模な飲食店等における消火器の点検報告の推進について

SECOM社の"トマホークジェット"
SECOM社の"トマホークジェット"
"台所用の自動消火装置"
いわゆる"台所用の自動消火装置"ですね!

フード消火・ダクト消火


フードから消火用の銅管
フードから消火用の銅管がニョキニョキと…。

正式名称は "フード等簡易自動消火装置" というようです。

 

設置基準はややこしくてイマイチ理解できませんが、神戸の消防署にて条例で『ダクト長が "10m" を超えると、ダクト消火装置が必要』という指導を受けたことがありました。💡

 

既設の店舗で、居抜きであったのに何故今設置義務が…?とお客さんが困惑し、ダクトが10m以下になるように切った✂という事例を経験したのを思い出しました。💔(;´Д`)💦笑

 

これを設置するときは大体新設時であるそうです。🏠

参考:福岡市


"ビーコン"って何ですか⁉


✍(´-`).。oO(本イベントにて最も "最先端" を言っていると思ったのが…、、こちらのニッタン社のブースでした…。。)

 

感知器に"ビーコン"という位置情報観測の機器
感知器に"ビーコン"という位置情報観測の機器を…。 ※クリックで拡大
感知器ベース下ビーコン
感知器ベース下の見慣れぬ円盤がビーコン…。

ビーコンの機器本体は感知器と同時に点検
ビーコンの機器本体は感知器と同時に点検可能。
感知器でヒトの位置・流れを特定
そこら中にある感知器でヒトの位置・流れを特定。

以上の画像で、大体 "ビーコン" について理解可能でしたでしょうか。📡

 

消防用設備についてお客様に感じて頂けるバリューが低い水準にある理由に "出番が無い" ことが挙げられるのではないでしょうか。 ✋

 

例えば、水道や電気のようなインフラは無いと困ることに気付けますが、消火器火災報知器が無くても普通に生活する分には全く困ら無いため、身近に感じにくく "欲しい" とか "ありがたい" 等とはなりにくいものであると考えられます。

 

そこで、こちらのビーコンのような、感知器の "建物中に備わっている" という特徴や "定期的に点検される" ことが併設する上でプラスに働くものを付け加えることで、"普段から活躍している" ものになり、より価値を感じやすくなるのではないかと思います。🔋✨

 

また、このビーコン単体でも相当意味があるものだとブースの方のお話を聞いていて感じました。👥♪

 

ヒトの動線を観察し続けられるというのは、例えば "物流" の現場などでは動線を可視化して改善することで直でコスト削減に繋がりそうですね。📦💨

 

ここで、森博嗣さん著の "デボラ、眠っているのか?" という本の内容を想起しましたので、以下に紹介させて頂きます。📖

 

✍(´-`).。oO(森博嗣さんの著書で有名なのは…、、ドラマ化もされた "すべてがFになる" ですかね…。。)

デボラ、眠っているのか?


こちらの "デボラ、眠っているのか?" の "デボラ" とは、作品当初から登場している、まあ簡単に言うと人工知能を搭載したロボットです。

 

初めて "すべてがFになる" を読んだときは、デボラの概念が現実になればなあ…くらいの感想でしたが、それから10年位経つと凄いもので、本当に起こりうるなと思えますし、それに追いつくようにして、森博嗣さんも1年ほど前にこの "デボラ、眠っているのか?" を執筆されました。

 

ここで新たに "トランスファ" というネットに繋がっているデバイスを自由に往来できる "意志を持ったソフト" のような概念が登場しています。👻

 

管理人はこの "トランスファ" が感知器に移り込んで『やあ』と声をかけてくるような未来がやがて来るのではないかと思っています。👻

 

そうしたら、消防用設備点検も今よりもっと楽しくなりそうですね!(´∀`*)ウフフ

 

🔥(´-`).。oO(加熱試験器で炙ったら…、、熱いわ!とか言われたりして‥。。笑)


遠隔感度試験器!


✍(´-`).。oO(これも凄かった…、、ボタン一つで点検が完了してしまう…。。)

 

ノンフロン外部試験器
こちらも"ノンフロン"を謳っていますね!
ニッタン社 遠隔感度試験器
コスト面を考えて少しずつ交換も可とのこと…。

感知器を取り外ずに外部点検
感知器を取り外さなくても点検ができる優れもの!

今すぐできる"楽ECO"によるエコ点検


アークリード社の"楽ECO"
アークリード社のブースにあった御馴染み"楽ECO"
ノンフロンの加煙試験器の需要が急上昇!
グリーン購入法改正でノンフロンの加煙試験器の需要が急上昇!

マスメディアでも積極的に広報活動
マスメディアでも積極的に広報活動をしておられました!
尾阪社長直々に登壇されたセミナーも受講
尾阪社長直々に登壇されたセミナーも受講させて頂きました!

消火器"アンケート"


🎫(´-`).。oO(どうしてこうも比べたがる…、、一つ一つ違うのにその中で一番になりたがる…。。)

上段の住宅用消火器には番号
上段の住宅用消火器には1~7の番号が振られていた。
票が集まっていたら発売に
⑤⑥⑦に票が集まっていたら発売に踏み切るらしい。

アンケート消火器
簡単なアンケートにも真面目に答えるタイプ。
モリタ宮田オリジナル"金太郎飴"
モリタ宮田社オリジナル"金太郎飴"が貰えました。

FUKADA社の"泡消火設備"関係


✍(´-`).。oO(2類の泡消火設備は実物を見る機会が少ないので…、、貴重な映像です…。。)

文字通り"色々"な泡消火薬剤


アンケート消火器
簡単なアンケートにも真面目に答えるタイプ。
モリタ宮田オリジナル"金太郎飴"
モリタ宮田社オリジナル"金太郎飴"が貰えました。

プラント火災などで活躍する泡消火設備


"デフレクタ"で泡が表面を覆う
"デフレクタ"で泡が表面を覆うように流す。
デカい"ストレーナー"
デカい"ストレーナー"は沢山ゴミを取るだろう。

エアフォームチャンバー
エアフォームチャンバーで泡を大量放出!
中国強制製品認証(CCC)対応機器の泡消火設備
中国強制製品認証(CCC)対応機器をCHINAに輸出。

ラインプロポーショナーと泡ノズル


ラインプロポーショナー
泡消火設備の試験で御馴染み"ラインプロポーショナー"!
泡ノズル
泡ノズルも改良され豊富な種類がありました。

ドローン!


🚁(´-`).。oO(展示会に行く前にTwitter上にてドローンの話題がありまして…、、やはり…。。)

 

…いました、ドローン!!👻♪笑

 

カッコいいドローン!
カッコいいドローン!…と撮影したら少しぶれてる…。

消防・防災の業界でもドローンを活用しようという研究は進んでいます。💡( ゚Д゚)

 

以前、消防研究センターの方に見せて頂いたシミュレーション映像に、危険物施設のプラント火災などでは、人が近づけないため、まずドローンで上空から様子を見て、その後に遠隔操作可能なロボットにて消火活動を行うというものがありました。🎥✨


あれ…、ドローンのようすが…。


屋外でドローンを操作できるのか!?やったー!!…と思い会場に向かってみると "ずっと同じ場所にいるドローン" が一機…。🗽

 

どういうことかとブースを見てみると、以下の掲示が。📝

 

産官連携で研究されている"有線ドローン"の研究
産官連携で研究されている"有線ドローン"の研究。

 

…あ、"有線" で電気供給してるのですか。🔌

コントローラーで動かせるのは "カメラ" の視点のみですか!👀💦

"ヒートシーカー"ドローン
逃走者の体温を感知して追う"ヒートシーカー"ドローンも…。

いかがでしたでしょうか。🗼(・ω・)ノ📝

 

前編・後編に分けるという、ネタが有り余っていたが故の初の試み!✌

(⇒【前編】はコチラからどうぞ。)

 

そして、この記事を書くにあたって、2年前の "IFCAA2016 OSAKA" のページを見たのですが…。

_人人人人人人人_

>めっちゃ下手!<

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

 

黙々とブログを書き続けているうちに、やはり上達していたのかと改めて思いました(自画自賛)。🕶笑

 

 

しばらくは敢えて触らないでおいておこうと思いますので、是非昔の記事も見てやってください。💻💦

 

閲覧頂きました皆様、本当に有難う御座いました!👀♪

 

✍(´-`).。oO(今後とも…、、宜しくお願い致します…。。)