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配管の保温ラッキングやり替え工事

改修後の保温ラッキング
改修後の保温ラッキングが描く綺麗なカーブ。

弊社の “社長を含む計3名” で、補給水槽から地上に降りている配管ラッキング(保温材)の工事を行いました。🔨👷✨

 

✍(´-`).。oO(既設ラッキングの劣化による改修でした…。。)

 

既設の消火栓バルブ類などを変更する際に、保温材を除去して、配管・バルブを新しく交換した後に当該部分のみのラッキングをやり替える等の 軽微な保温工事” はこれまでもありました。💡

 

しかし、今回のような既設配管の縦系統まで足場を組んでやりかえることは珍しく、貴重な機会であったと言えます。🎳♪

 

以下に工事の前・中・後を記していきます。(・ω・)ノ✎

ラッキング交換の模様


今回は既設の配管にラッキングを施すという事で、新設時と異なり以下の2つの作業が発生しました。✌( ゚Д゚)✌

  • 作業現場に足場を用意する。👣
  • 既設ラッキングの除去。🚮

配管系統のみのラッキング自体は、既製品を用いて以下の2つの作業を行います。🔧

  • “グラスウールや発泡スチロール等の断熱材” を巻く。🍣
  • 金属製の “ラッキングカバー” をカパッと装着する。💍

✍(´-`).。oO(以下に、写真と共に概要を述べさせて頂きます…。。)

 

交換前の腐食したラッキング


補給水槽から出た配管のラッキング
補給水槽から出た配管のラッキングが腐食。
腐食したラッキング
腐食したラッキングは建物下に降りている。

腐食したラッキングpart.2
腐食したラッキングは建物下に降りている。part.2
立管ラッキング
この立管ラッキングを全て取り替えます。

配管縦系統も全体的に発錆
配管縦系統も全体的に発錆していた。
ラッキングが外れている箇所
途中にラッキングが外れている箇所も。
保温材に水が入り湿る
ラッキング内の保温材に水が入り湿っている。

既設ラッキングの撤去


配管縦系統と足場
配管縦系統は足場で作業して除去。
腐食した保温材を撤去
大量の腐食した保温材を撤去。

新しくラッキングを装着


装着できる箇所から順番に作業
地上にて装着できる箇所から順番に作業。
足場上でラッキング作業
足場上でラッキング作業を継続。

ラッキング交換終了後


新しいラッキング
配管縦系統から手前に伸びてくる新しいラッキング。
補給水槽近くのラッキング
腐食が進行していた補給水槽近くもこの通り。

補給水槽本体のラッキングは特注


補給水槽のラッキング
補給水槽のラッキングは現場のモノで異なる。

凍結の恐れなどが考慮されるべき箇所では、補給水槽本体にもラッキングを施すことがあります。⛄❄」

 

上記の配管のみのラッキングでは既製品の保温材を用いることができます。

🍑(´-`).。oO(モ◯タロウとかで買ったものでも、、OK…。。)

 

しかし、補給水槽本体のラッキングは継手接続用の配管の穴や、水槽のフタの位置が様々なので、採寸後に特注で板金屋さんにモノを作ってもらう必要があります。( `ー´)ノ🔪

 

また、それらを組み込むのも四隅をカチッとはめ込んだり、隙間をコーキング処理で埋めながらであったりと大変な作業です。💔

 

ですから、見積り額の方が高く出てしまいますので、そこら辺をご理解いただけますと幸いでございます。💰(;´Д`)💦


1類の消防設備士免状取得のススメ


管理人スプリンクラー設備連結送水管屋内・屋外消火栓などの水系消火設備施工に携わる為、資格取得した際に使用した参考書を紹介します。📢♪

 

📚(´-`).。oO(これ一冊でも…、、結構実力付きますよ‥。。)

 

1類は損失計算など、設計をしない限り実務で触れる機会がないことも出題されるため、それになれる必要があります。🔢💦

 

しかし、ここで一度勉強しておくと、1類消防設備士を取得してからの着工届作成時に少し楽になるかと思いますので、惜しみなく理解に努められればと思います。💪♪

 

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弊社ブログをみた事がきっかけで、未来の消防設備士が一人でも増えれば本望で御座います。🌠✨


まとめ


  • 既設の配管にラッキングを施すという事で、作業現場に足場を用意したり、既設ラッキングの除去の工程が入った。✅
  • 配管系統のみのラッキングは、発泡スチロールの断熱材を巻いて、金属製のラッキングカバーで蓋をするものだが、補給水槽本体のラッキングは特注であった。✅