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消防設備ミュージアム part.1

火災受信所青木防災
“火災受信所” の標識のフォントも現行品と異なったレトロな雰囲気。

消防設備はその製品の型式が、消防法によって定められています(規格品)。📝

登録された型式でないと、設置していても無効となります。‼.

 

そのため消防設備のその姿・形の大幅なマイナーチェンジは、他業界の製品に比べてしにくいと考えられます。💡

 

この記事では古くから使われている消防設備や、どこか懐かしさを感じさせるものについて載せたいと思います。🌇

 

中には、その型式が既に失効して消防設備として認められないものや、現在はもう手に入らないものまであります。👀

✍(´-`).。oO(以下に、詳細を写真と共に記します。……)

いつ製造された消防設備?


電化製品の寿命は様々ですが、10年~15年もてば十分使い古したと言っても過言ではないと感じます。🔋

 

前に、文化住宅の天井裏火災報知器の誤報があったので調査に行った際に見つけたものを以下に紹介させていただきます。(;´∀`)❕

屋根裏感知器
屋根裏など人目に触れない箇所にも感知器はある。
NIKKA DETECTOR青木防災
ヘッドを外すと、周りに「NIKKA DETECTOR」と記してありました。

1種の差動スポット
実は1種の差動スポットでした。
製造年「1967・6」青木防災
製造年が「1967・6」となっており、約50年前のものが現在も活躍していました。

この差動スポット型感知器は、型式こそ古いですが現行のものと機構は全く同じです。‼(;´∀`)👌💦

 

火災報知器に求められる性能は、今も昔も大差がないということでしょうか。💡

“復旧Ⅰ” と “復旧Ⅱ” !?


次に、レトロ感あふれる自動火災報知設備の受信機について紹介させていただきます。

受信機
見るからに年代物の受信機。
“復旧Ⅰ”と“復旧Ⅱ”
“復旧Ⅰ”と“復旧Ⅱ”の違いは判りませんでした。
古い定温式の感知器
古い定温式の感知器。現役で活躍中。

少し姿を変えた定温式感知器


上で紹介しました定温感知器以外にも、古いものはあります。💡

 

建物の歴史が長いと、定温式の感知器が多くなるようなイメージがありますが気のせいでしょうか。(´-`).。oO

 

定温スポット型の昔のものと現行品とを並べてみると、少しは姿が変わっているものもあります。中にはレトロなふりをした現行品も……。((((;゚Д゚))))

定温式スポット型青木防災
昔の定温式スポット型感知器。平べったい。
現行の定温防水スポット70°度感知器
現行の定温防水スポット70°度感知器はクール。
日本フェンオール製の感知
実は現行品の日本フェンオール製感知器。

その他レトロ



 

みなさまの消防設備は、いつ製造されたものでしょうか?⏰

 

この仕事をしていますと、自分より先輩の設備、大先輩の設備と対面することも珍しくありません。!(^^)!✨

 

✍(´-`).。oO(諸先輩方のご活躍の現場を、管理人の好奇心とともにこれからも載せていくこととさせていただきます…。。)