消防署による立入検査と対処法

消防立入
消防署員が不定期・ランダムに管轄地区を回って検査。

消防署の方は、不規則に防火対象物を選択し、消防法に適合した設備を設置・運用しているかを検査しています。

 

その立入検査の結果、消防法に適合していないと判断されるような不備個所があれば “立入検査結果通知書” の不備事項に記載されてしまいます。

 

そして、その不備に対する改善・改修の計画を “立入検査に関する改善計画書”に記入し、管轄消防署の予防課にすみやかに提出したのち、改修をする必要があります。

 

以下に事例を記します。……

立入検査結果通知書 と 改善計画書


✍(´-`).。oO(書面の様式は管轄消防署によって異なるようです…。。)

 

主な内容として、立入検査結果通知書は“消防署員が検査で発見した消防設備に関する不備指摘箇所” が記されています。

 

消防法に基づいた指導マニュアルと、消防署で管理している当該防火対象物のデータをもとに、現在消防法を遵守して建物を営業・使用できているかを判断しているようです。

 

また、それに際して防火対象物の関係者(管理者・所有者など)が立入検査に関する“改善計画書” を管轄消防署に提出する必要があります。

指摘された不備事項をいつまでに直すかという具体的な期日を、決められた書類を用いて示します。

 

立入検査結果通知書
立入検査結果通知書
立会検査に関する改善計画書
立会検査に関する改善計画書 (ぼかしの箇所に改善計画を記入し、消防に提出)

違反対象物の公表制度について


違反対象物情報は各消防本
違反対象物情報は各消防本部のホームページで公表される。

立入検査の結果、その防火対象物が重大な消防法違反をしている場合消防本部のホームページにて当該違反建物を公表するという制度が近年始まりました。

 

その理由として、消防設備未設置などの重大な違反を関係者に放置された場合に、法的拘束力で営業停止や逮捕までの段階にまでは踏み切りにくいということが挙げられます。

 

そのため、ホームページなどで広報することで世間の注目を集め、間接的にも圧力をかけようといったところではないかと感じます。

 

まだまだ制度が始まったばかりの為、公表物件は記載されていませんが、今後の制度普及で消防法の遵守や防災意識の向上につながるのではないかと考えられます。

 

参考:総務省消防庁


https://www.fdma.go.jp/publication/index.html

消防立入検査拒否と逮捕事例


つい最近までは消防法に違反していたとしても、罰則を適用することはなかなか難しいものでした。

 

しかし、少しずつ消防法違反による逮捕などのニュースが目に入るようになってきたことから、その法的拘束力は強くなってきていると言えます。

 

以下に逮捕事例のURLを載せておきます。

 

http://www.sankei.com/affairs/news/151001/afr1510010019-n1.html

まとめ


・ 消防法に適合していないと判断されるような不備個所があれば “立入検査結果通知書” の不備事項に記載される。

 

・ 防火対象物の関係者(管理者・所有者など)が立入検査に関する“改善計画書” を管轄消防署に提出する必要がある。

 

・ 重大な違反をすると、ホームページで公表されるほか、逮捕事例も近年出てきている。