第25条〔消防機関へ通報する火災報知設備に関する基準〕


令第二十三条第一項ただし書の総務省令で定める場所は、次に掲げる防火対象物の区分に応じ、当該各号に定める場所とする。

 

一 令別表第一(六)項イ(1)及び(2)、(十六)項イ、(十六の二)項並びに(十六の三)項に掲げる防火対象物(同表(十六)項イ、(十六の二)項及び(十六の三)項に掲げる防火対象物にあっては、同表(六)項イ(1)又は(2)に掲げる防火対象物の用途に供される部分が存するものに限る。) 消防機関が存する建築物内

 

二 前号に掲げる防火対象物以外の防火対象物 消防機関からの歩行距離が500m以下である場所

 

 令第二十三条第二項の規定による火災報知設備は、次の各号に掲げる種別に応じ、当該各号に定める場所に設置しなければならない。

一 一の押しボタンの操作等により消防機関に通報することができる装置(電話回線を使用するものに限る。以下この条において「火災通報装置」という。) 防災センター等

 

二 消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置を除く。)の発信機 多数の者の目にふれやすく、かつ、火災に際しすみやかに操作することができる箇所及び防災センター等

 

 火災通報装置の設置及び維持に関する技術上の基準の細目は、次のとおりとする。

 

一 火災通報装置は、消防庁長官が定める基準に適合するものであること。

 

二 火災通報装置の機能に支障を生ずるおそれのない電話回線を使用すること。

 

三 火災通報装置は、前号の電話回線のうち、当該電話回線を適切に使用することができ、かつ、他の機器等が行う通信の影響により当該火災通報装置の機能に支障を生ずるおそれのない部分に接続すること。

 

四 電源は、次に定めるところにより設けること。

  • イ 電源は、蓄電池又は交流低圧屋内幹線から他の配線を分岐させずにとること。ただし、令別表第一(六)項イ(1)から(3)まで及びロに掲げる防火対象物で、延べ面積が500㎡未満のものに設けられる火災通報装置の電源が、分電盤との間に開閉器が設けられていない配線からとられており、かつ、当該配線の接続部が、振動又は衝撃により容易に緩まないように措置されている場合は、この限りでない。
  • ロ 電源の開閉器及び配線の接続部(当該配線と火災通報装置との接続部を除く。)には、火災通報装置用のものである旨を表示すること。

五 令別表第一(六)項イ(1)及び(2)並びにロ、(十六)項イ、(十六の二)項並びに(十六の三)項に掲げる防火対象物(同表(十六)項イ、(十六の二)項及び(十六の三)項に掲げる防火対象物にあつては、同表(六)項イ(1)若しくは(2)又はロに掲げる防火対象物の用途に供される部分が存するものに限る。次項において同じ。)に設ける火災通報装置にあっては、自動火災報知設備の感知器の作動と連動して起動すること。ただし、自動火災報知設備の受信機及び火災通報装置が防災センター(常時人がいるものに限る。)に設置されるものにあつては、この限りでない。

 

 消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置を除く。)の設置及び維持に関する技術上の基準の細目は、次のとおりとする。

一 配線は、第二十四条第一号に掲げる自動火災報知設備の配線の設置の例により設けること。

 

二 発信機の押ボタンは、床面又は地盤面から0.8m以上1.5m以下の位置に設け、かつ、見やすい箇所に標識を設けること。

 

三 次のイからニまでに掲げる事態が生じたとき、受信機において、火災が発生した旨の表示をしないこと。

  • イ M型発信機以外の発信機又はM型受信機以外の受信機とM型発信機との間の配線の一線に断線又は地絡が生じたとき
  • ロ 信号回路以外の配線の二線に短絡が生じたとき
  • ハ 開閉器の開閉等により、回路の電圧又は電流に変化が生じたとき
  • ニ 振動又は衝撃を受けたとき

四 令別表第一(六)項イ(1)及び(2)並びにロ、(十六)項イ、(十六の二)項並びに(十六の三)項に掲げる防火対象物に設ける消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置を除く。)にあっては、前項第五号の規定の例によること。

 

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火災通報装置が連動して誤発報した場合の停止方法

専用受話器の応答ランプ点滅時 火災通報装置
専用受話器の応答ランプ点滅時の様子…。

例えば(6)項イ 病院や、(6)項ロ 福祉施設等では、自動火災報知設備連動して、所轄消防署直通の電話である火災通報装置が作動する仕様にしなければなりません。📞(´∀`*)ウフフ

 

ただ、もし誤発報が起こった場合にも『カチャカチャ…プルルルル…☎』ってな具合で電話がかけられてしまうので早急に復旧しないと、消防車が到着してしまいます。🚒💨

 

そんなわけで火災通報装置が作動した場合の復旧方法について、①誰でも可能な方法、②消防設備士しかできない方法、の二つを以下に紹介していきますので、お茶でも飲みながら、『お茶する』といいながらコーヒーを飲みながらご覧下さいませ。🍵☕

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火災通報装置の電話回線について

左:インターホン 右:火災通報装置の専用受話器
左:インターホン 右:火災通報装置の専用受話器

火災通報装置という4類の消防用設備は、所轄消防署直通の電話であるという事は当ブログにて再三記してきておりますから、そろそろ皆様の脳内にも刷り込まれてきたかと思います。🧠

 

そして “電話” という事は、もちろん電話回線が必要になってくるわけなのですが、こちらがまた時代の流れと共に厄介なことになってきておりまして、現在、アナログ回線が、IP回線つまりインターネットのひかり回線で電話をする手法に遷移しており、アナログ回線をメインで用いてきた火災通報装置の電話回線も移行されていくはずなのですが、正直うまくいってません!💔

 

✍(´-`).。oO(大事なんで…続きを確認して欲しいです…。。)

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火災通報装置のロムパックという人質

自動通報の音声が記録されているロムパック
自動通報の音声が記録されているロムパック‥。

火災通報装置が起動すると自動で所轄消防署に通報され、『こちらは○○です』等と諸情報が流れます。📞

 

その “声” が録音されているのが “ロムパック です。📻♪

 

このロムパック、昔から女性が通報内容を読み上げて録音しており、AIによる音声読み上げの精度が上がっている中、現在もその手法で作成されます。💡

 

✍(´-`).。oO(ロムパックがあって初めて自動で通報できるわけですから、超大事なパーツであり‥、、これが無いと勿論消防検査もパスできませんから、時に喉から手が出るほど欲しがられる代物になります…。。)

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小火(ボヤ)は消防署に通報すべき?

小火ボヤでも消防車を呼ぶ
ボヤでも消防車を呼ぶかどうかご存知ですか…?

📞:『火事ですか、救急車ですか?』

 

…119番したことがある方は、このセリフを聞いたことがあるかと思います。💭

 

先日、Twitter上「交通事故は小さくても通報義務がありますが、火事はどうなんでしょう。」という質問を頂きました。🐣

 

結論から言いますと、消防法第二十四条“通報しなければならない” と謳われています。🚒💦

 

✍(´-`).。oO(色々なケースがあるので…、、続きを要確認です‥。。)

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火災通報装置の施工方法㊙part.2

火災通報装置と専用受話器の工事中
火災通報装置と専用受話器の工事中風景。

火災通報装置自動火災報知設備連動停止スイッチ設置猶予期間が平成30年度末ですが、その件数に負けじと “火災報知設備の新設工事” 依頼を頂いております。👷❕

 

こちらは、平成30年6月の民泊新法にむけて、“合法民泊化” にチカラを入れるお客様による特需と考えられます。📝

 

弊社にはお陰様で数多くの施工実績があり、有資格者もいる為、問題なくサービスを御提供できております。🎫(;´Д`)👌✨

 

これらの特需を完全に満たすには、より多くの業者による正しい対応、そしてお客様に「このようなものを、このように設置します」と知ってもらい、納得して頂く必要があるかと思います。📞

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火災通報装置の設置省略法

赤い受話器に消防署から電話
ボタンを押すと赤い受話器に消防署から電話がかかってくる。

火災通報装置(正式名称;消防機関へ通報する火災報知設備)を新設する機会が増えております。📞

 

理由は(5)項ロ 共同住宅から、(5)項イ 民泊や(16)項イ 複合用途防火対象物への用途変更に際して、 延べ面積500㎡で設置義務が発生するためです。📝(;´・ω・)💦

 

✍(´-`).。oO(電話線(アナログ線)を引かなければならないので、、コストと手間がかかりますね…。。)

 

しかし、ありがたいことに設置免除の規定もございます。💡

その基準となるのが 消防署との距離 です。🚒❕

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火災通報装置の新設工事

消防機関へ通報する火災報知設備
消防機関へ通報する火災報知設備の新設工事を行いました。

本記事では、火災通報装置の新設工事の模様を記していきます。

 

法改正により、令別表1で(6)項ロに分類されます社会福祉施設には、火災通報装置の設置が義務化されました。📞→🚒

 

それに伴い、既設の福祉施設火災通報装置を新設するという工事案件が出てきております。🏥

 

既設の建物に火災通報装置を備える場合、配線工事が大変になります。👷

なぜなら、施工時は配線を仕込んでから壁や天井ができますが、既設の場合はすでに壁や天井が張ってある状態で配線をする必要があるからです。

そして、本工事はすべての配線が隠蔽されたようです。

(´-`).。oO(素晴らしいです…。。)✨

 

続きに詳細を記していきます。……✍(´-`).。oO♬

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火通連動停止スイッチ施工時の届出

火災通報装置と自動火災報知設備の連動させる工事
火災通報装置と自動火災報知設備の連動させる工事があります。

先日、弊社朝礼の際に “火災通報装置自動火災報知設備連動停止スイッチを施工する際は、届出が必要な場合と不要な場合があるので気を付けましょう。” という発言が花岡社員よりありました。|д゚)❕❕

 

私自身も連動停止スイッチの工事に数回携わったことがあるのですが、着工届が要る場合と、不要な場合がありました。(・・?💡

 

結論から申し上げますと、火通連動停止スイッチの施工に際する着工届の要・不要は、所轄消防署によって異なることが現状のようです。🚒

 

続きにその施工に係る事柄を記していきます。…✍(´-`).。oO

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“M型発信機” とは…?

火災通報装置の受話器と本体盤
火災通報装置の受話器と本体盤

消防機関に通報する火災通報設備” は通称 “火通” と呼ばれる4類の消防設備です。📞(;´∀`)

 

今回は、その着工届を作成している火通の概要表に“M型発信機” という項目が目に留まりましたので紹介させていただきます。👀

 

“M型発信機” という代物、普段の点検工事で一度も目にしたことがありませんでした。👷💦

 

それもそのはず、“M型発信機” はすでに現在、使用・設置されていないものであるようです。💔(´・ω・`)❕

 

続きに詳細を記していきます。……✍(´・ω・`)👌✨

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