第36条の2〔消防設備士でなければ行ってはならない工事又は整備〕


法第十七条の五の政令で定める消防用設備等又は特殊消防用設備等の設置に係る工事は、次に掲げる消防用設備等(第一号から第三号まで及び第八号に掲げる消防用設備等については電源、水源及び配管の部分を除き、第四号から第七号まで及び第九号から第十号までに掲げる消防用設備等については電源の部分を除く。)又は必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等若しくは特殊消防用設備等(これらのうち、次に掲げる消防用設備等に類するものとして消防庁長官が定めるものに限り、電源、水源及び配管の部分を除く。次項において同じ。)の設置に係る工事とする。

  1.  屋内消火栓設備
  2.  スプリンクラー設備
  3.  水噴霧消火設備
  4.   泡消火設備
  5.  不活性ガス消火設備
  6.  ハロゲン化物消火設備
  7.  粉末消火設備
  8.  屋外消火栓設備
  9.  自動火災報知設備 9の2 ガス漏れ火災警報設備
  10.  消防機関へ通報する火災報知設備
  11.  金属製避難はしご(固定式のものに限る。)
  12.  救助袋
  13.  緩降機

 

2 法第十七条の五の政令で定める消防用設備等又は特殊消防用設備等の整備は、次に掲げる消防用設備等又は必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等若しくは特殊消防用設備等の整備(屋内消火栓設備の表示灯の交換その他総務省令で定める軽微な整備を除く。)とする。

  1.  前項各号に掲げる消防用設備等(同項第一号から第三号まで及び第八号に掲げる消防用設備等については電源、水源及び配管の部分を除き、同項第四号から第七号まで及び第九号から第十号までに掲げる消防用設備等については電源の部分を除く。)
  2.  消火器
  3.  漏電火災警報器

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東京と大阪の“設計届”を比較して分かること

日本一の都市である東京と大阪の設計届
日本一の都市である東京と大阪の設計届は結構違う…。

設計届とは、消防用設備等に該当する設備の中で、消防設備士でなくても工事ができる設備の施工に際して提出する書類です。📝

 

国家資格である消防設備士には独占業務が設定されていますが、全ての消防用設備等ではなく、例えば誘導灯連結送水管等の施工はそれに該当しない為、消防法上で定められている甲種消防設備士が提出する着工届を必要とするものの対象となっておりません。💯(´∀`*)ウフフ♪

 

その代わりに、条例にて着工届ではなく工事設計書として “設計届” という書類を消防署に届け出ることが定められているのですが、根拠法令が条例ですから所轄によって様式が結構異なっております。続きを確認していきましょう…!🔍

 

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消防設備士の独占業務

29年度資格試験広報用ポスター
29年度資格試験広報用ポスター

消防関連の試験の中で、危険物取扱者の資格試験は比較的有名な部類ではないかと感じますが、消防設備士知名度は現在とても低いものではないでしょうか。💔(;´∀`)💦

 

資格試験の広報ポスターには、毎年危険物取扱者試験の隣に “消防設備士” も載っているようです。🎫( ゚Д゚)❕ 参考:消防試験研究センター

 

ちなみに管理人の場合、学生時代に危険物取扱者の試験を受けていましたし、書面で申請した際は最寄りの消防署にも行っていました。🏢

 …しかし、消防設備士の資格を知りませんでした。((((;゚Д゚))))ガクブル⚡

(´-`).。oO(きっと自分とは関係ないと思い、思考停止していました…。。)

 

そして現在、消防設備士として業務に携わり “消防設備士の資格って便利!” と心底感じた以下の2点を、どうかこの記事にて共有させていただきたいです。🚒(´・ω・`)👌✨

  • 独占業務がある。✅
  • 仕事が増加し続けている。✅

続きに、その詳細を記させていただきます…。✍(´-`).。oO📝

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