第16条〔不活性ガス消火設備に関する基準〕


第十三条に規定するもののほか、不活性ガス消火設備の設置及び維持に関する技術上の基準は、次のとおりとする。

 

一 全域放出方式の不活性ガス消火設備の噴射ヘッドは、不燃材料(建築基準法第二条第九号に規定する不燃材料をいう。以下この号において同じ。)で造った壁、柱、床又は天井(天井のない場合にあっては、はり又は屋根)により区画され、かつ、開口部に自動閉鎖装置(建築基準法第二条第九号の二ロに規定する防火設備(防火戸その他の総務省令で定めるものに限る。)又は不燃材料で造つた戸で不活性ガス消火剤が放射される直前に開口部を自動的に閉鎖する装置をいう。)が設けられている部分に、当該部分の容積及び当該部分にある防護対象物の性質に応じ、標準放射量で当該防護対象物の火災を有効に消火することができるように、総務省令で定めるところにより、必要な個数を適当な位置に設けること。ただし、当該部分から外部に漏れる量以上の量の不活性ガス消火剤を有効に追加して放出することができる設備であるときは、当該開口部の自動閉鎖装置を設けないことができる。

 

二 局所放出方式の不活性ガス消火設備の噴射ヘッドは、防護対象物の形状、構造、性質、数量又は取扱いの方法に応じ、防護対象物に不活性ガス消火剤を直接放射することによつて標準放射量で当該防護対象物の火災を有効に消火することができるように、総務省令で定めるところにより、必要な個数を適当な位置に設けること。

 

三 移動式の不活性ガス消火設備のホース接続口は、すべての防護対象物について、当該防護対象物の各部分から一のホース接続口までの水平距離が15m以下となるように設けること。

 

四 移動式の不活性ガス消火設備のホースの長さは、当該不活性ガス消火設備のホース接続口からの水平距離が15mの範囲内の当該防護対象物の各部分に有効に放射することができる長さとすること。

 

五 不活性ガス消火剤容器に貯蔵する不活性ガス消火剤の量は、総務省令で定めるところにより、防護対象物の火災を有効に消火することができる量以上の量となるようにすること。

 

六 不活性ガス消火剤容器は、点検に便利で、火災の際の延焼のおそれ及び衝撃による損傷のおそれが少なく、かつ、温度の変化が少ない箇所に設けること。ただし、保護のための有効な措置を講じたときは、この限りでない。

 

七 全域放出方式又は局所放出方式の不活性ガス消火設備には、非常電源を附置すること。

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【過去問】甲種3類 消防設備士の実技試験に出題された “過去問” と解答例

消防設備士3類の実技試験に出た問題を解説
消防設備士3類の実技試験に出た問題を解説ッ‥!

前ブログ “青木防災㈱創業物語” のコメント欄に、りゅう様より『甲種3類の消防設備士受けてきました、山田バイトが受験するときの参考に‥』といった具合で何と実際に出た問題を書き込んで下さいました!💯\(゜ロ\)(/ロ゜)/📃✨

 

また、Twitter上にてカミユ様(@prelude125612)より『受験した甲種2類 消防設備士の実技で青木防災㈱さんのブログに載っていた問題がかなり出ていたので、甲3も作って下さい!』と同様のタイミングで指名頂いておりました。👉🐈♪

 

よって『こりゃ‥りゅう様が提供下さった出題情報を元に管理人加筆修正して解答例ページを作るっきゃないな!』と踏み切るに至りました‥メチャ手間かけたので必読です!😭笑💦

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二酸化炭素消火設備の撤去

二酸化炭素消火設備
屋外で老朽化した二酸化炭素消火設備。

3類に該当する消防用設備である “二酸化炭素消火設備” の撤去工事を行いました。🔧👷✨

 

現場の概要は以下の通りです。📝

  • 以前は “危険物貯蔵所” として運用されていた。
  • 現在は大きい水槽が置いてあるのみ。
  • 二酸化炭素消火設備の設置義務は無し。
  • お客様が屋外の老朽化したボンベを恐れていた。

写真と共に詳細と工事の模様を記させて頂きますが、確かにCO₂ボンベの発錆が酷く、危険なものとなっていました。☠💦

✍(´-`).。oO(時の流れが 消防設備を 危険物品に…。。)

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